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講座 スラブ・ユーラシア学 第3巻 ユーラシア―帝国の大陸



編者: 松里公孝

2008 年 3月
講談社(出 版 社のページへ)
ISBN 978-4-06-214458-2
定価(税込):2,310円(税込)/334 頁

目   次


序章 
帝国と心理地理、そして跨境史
松里公孝
11

第一部 帝国論
第一章
境界地域から世界帝国へ――ブリテン、ロシア、清
松里公孝
41

第二章
ベッサラビアからみるロシア帝国研究と跨境論
志田恭子
81

第三章
帝国と詩人――「ソ連多民族文化」とダゲスタンのアヴァル語作家ラスル・ガムザトフ
中村唯史
106

第二部 空間表象(心象地理)
第四章
ロシアの空間イメージによせて
望月哲男
139

第五章
現代ロシアの歴史改変小説における帝国イメージについて
越野剛
177

第六章
内なる境界――ロシアユダヤ人の地理空間
高尾千津子
207

第三部 跨境史
第七章
ベラルーシ国民史におけるユニエイト教会の逆説
服部倫卓
241

第八章
 ハルビンのロシア人社会
中嶋毅
266

第九章
華商紀鳳台――ロシア帝国における「跨境者」の一例
麻田雅文
295