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多様性と可能性のコーカサス−民族紛争を超えて



編著: 前田弘毅

2009 年 3月
北海道大学出版会 (出版 社のページへ)
ISBN 978-4-8329-6702-1
定価2800円

スラブ・ユーラシア叢書第5巻『多様性と可能性のコーカサス−民族紛争を超えて』(前田弘毅編著)が刊行されました。


目   次






はじめに
前田弘毅 

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序章
前田弘毅
コーカサス史の読み方―歴史における「辺境」と「中心」
1


第一部 カスピ海研究の可能性―ユーラシア地域ネットワークと世界秩序の関連を知るために
第一章
宇山智彦
中央アジアとコーカサス―近くて遠い隣人?
31
第二章
廣瀬陽子
コーカサスをめぐる国際政治―求められるバランス外交
59


第二部コーカサスはイスラーム・テロ リズムの温床か?―ロシア・イスラームを知るために
第三章
北川誠一
チェチェン紛争の現在―野戦軍司令官からジャマーアト・アミールへ
97
第四章
松里公孝
ダゲスタンのイスラーム―スーフィー教団間の多元主義的競争
121


第三部美的表象とコ−カサス社会
第五章
中村唯史
特権的トポスのはじまり―コーカサス表象の原型と「他者の声」について
155
第六章
松本奈穂子
舞踏とアイデンティティの多面性・流動性―コーカサス系トルコ国民を中心に
185




あとがき



索引



執筆者紹介