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ポスト社会主義期の政治と経済−旧ソ連・中東欧の比較



編著: 仙石学・林忠行

2011 年 3月
北海道大学出版会 (出版 社のページへ)
ISBN 978-4-8329-6740-3
定価3800円

目   次


序章
仙石学・林忠行
体制転換を理解する−政治比較の視点から−
1

第1部
制度構築・再編の比較分析
第1章
平田武
「歴史の遺産」とその影響−旧東欧諸国における政治発展と制度選択・デモクラシー−
19
第2章
林忠行
ポスト共産期の東中欧諸国の地方制度改革−広域自治体設置問題をめぐって−
49
第3章
大串敦
ソ連共産党中央委員会からロシア大統領府へ−ロシアにおける半大統領制の発展−
79

第2部
政党システム形成の比較分析
第4章
中田瑞穂
政党戦略と政党間競合−東中欧政党システムにおける二極競合化?−
109
第5章
久保慶一
旧ユーゴスラビア諸国の政党システム−専門家サーベイの結果に基づく政党の「政策位置」の測定−
145
第6章
溝口修平
政党システムの分岐点−ロシア、ウクライナにおける政治エリートの連合再編過程の比較分析−
177
第7章
小森宏美
エストニアとラトヴィアの政党政治比較−歴史的要因としてのロシア語系住民問題を軸に−
203

第3部
比較政治経済の視点から
第8章
上垣彰
東欧における経済的後進性について−ルーマニアおよびブルガリアを例として−
235
第9章
仙石学
ポスト社会主義の中東欧諸国における福祉制度の多様性−あるいは「体制転換研究」と「福祉政治研究」の架橋の試み−
263
第10章
田畑伸一郎
ロシア財政制度の資本主義化
301

終章
仙石学
体制転換研究の意義−研究の成果と残された課題−
319


付表
本書で取り上げた国の主要政党一覧表
331

索引

341

執筆者紹介

345