COE_Title SRC
in English
TopNews
概要
構成員
研究会情報
研究
教育
募集
出版
LINK
contact
SRC Home

Name
GOTO Masanori
GOTO
氏名
後藤 正憲
所属
スラブ研究センター
職名
COE研究員
学位
人間科学博士
現在の専門
現代ロシアにおける医療実践

研究内容 研究・教育歴 研究業績

研究内容

博士論文では、ソ連の国家建設期に行われた結核対策に照準を定め、社会主義国家の建設と連動する形で引き起こ された身体観の動態を跡付ける試みを行った。当時のロシアで生み出された医療に関する言説では、本来ならば診察や雇用の対象として受動的な立場に立つ人々 (労働者=患者)に、治療や生産のような創造的な行為に従事する主体として能動性を見出すという反転が行われている。しかし、実際に行われる医療や労働の 現場では、それぞれの身体をモノとして客体化する作業が行われる。

では、主体化と客体化のはざ間に立たされた人々は、実際にどのようにしてそのズレに対処していたったのか。こ の問いについて具体的な事例に当たりながら探求していくことが、今後の研究課題となる。

まず手始めとして、1930年代以降ソ連で盛んに書かれるようになった工場史を読み解き、歴史の記述がもつ特 性について考察をまとめたいと考えている。その上で、実地での聞き取りを通して、「労働者」たちが自らの身体の周辺に形作られるリアリティをどのように受 け止め、実践的な行為につなげていたのかということに着目する。

そしてさらに、体制が変わってソ連時代とは権力のあり方が大きく変化した現在のロシアにおいて、医療や労働へ の人々の取り組みがどのように変化したか/しなかったかを見ることによって、日常的に生み出されるリアリティと人々の行為との関係について考察を深めてい きたい。


研究・教育歴

  • 1993年3月 大阪大学人間科学部卒業

  • 1993年4月 大阪大学大学院博士前期課程入学

  • 1995年3月 同修了 人間科学修士

  • 1995年4月 大阪大学大学院博士後期課程入学

  • 1996年4月 ソ連科学アカデミー世界文学研究所に留学

  • 1998年3月 大阪大学大学院に復学

  • 2003年3月 同修了 人間科学博士
    大阪大学大学院研究生を経て現職 



研究業績
  1. 2003 [博士論文]『社会主義と結核 ―― ソビエト・ロシアの身体的構築』

  2. 2000「プーシキンの『コーカサスの捕虜』再考」『スラヴ研究』第47号、 pp.355-365.

  3. 2001「未開性概念から見たナロードニキ思想」『ロシア史研究』第69号、      pp.16-25.

  4. 2003「結核と革命」『スラヴ研究』第50号、pp.269-283.



他 -受賞歴、国際会議発表、等-



<--構 成員一覧に戻る


TopNews 概要 構成員 研究会情報 研究 教育 募集 出版 LINK

contact SRC Home
北海道大学