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Name
TOKORO Shinichi
TOKORO
氏名
所 伸一
所属
教育学研究科
職名
教授
学位
教育学博士
現在の専門
教育史学・比較教育学

研究内容 研究・教育歴 研究業績

研究内容

同人は、ロシア教育史の研究に一貫して従事してきたが、現在まで
(1)ソビエト期教育理論(ポリテフニズム教育論、児童学、マカレンコ教育論、等)の歴史と教育制度史(特に義務教育の実施)について、長く日本の教育学 界で支配的であった社会主義的評価とそれへの反発によるボリシェヴィズム批判との両者の一面強調を克服すべく、前近代的なロシア的要素と格闘し効率を追求 した史実を抉ることによる比較史的教育史研究と、
(2)ペレストロイカ期以降の教育改革路線とサハリン地域教育の比較研究に従事している。
前者では幾多の学術論文として、後者は『ペレストロイカと教育』(共編著、1991年)として成果を問うている。


研究・教育歴

  • 1980年4月 - 1990年3月   北海道大学教育学部助手としてロシア教育史研究に従事

  • 1990年4月   北海道大学教育学部 助教授として教育史学、比較教育学などを担当

  • 2002年4月-現在  北海道大学大学院教育学研究科・教授


この間
  • 1983年10月-1984年3月  ソ連科学アカデミー・ソ連邦史研究所(モスクワ)客員研究員(文 化史部門)



研究業績
  1. 村山士郎、所 伸一〔共編著〕 ペレストロイカと教育  大月書店、1991年 8月241 p.

  2. 所 伸一、 旧ソ連・ロシアにおける比較教育学の過去と現在 『ロシアの教育・過去と未来』(監修:川 野辺敏)、新読書社、1996年4月、pp.412-427.

  3. 所 伸一、 ロシアの学校制度と教育観は変わったか 『スラブ・ユーラシアの変動:その社会・文化的諸 相』(望月哲男編)北海道大学スラブ研究センター、1997年6月、pp.165-180.

  4. 所 伸一、 ロシアの教育と教育学:十月革命から現在まで 『教育学研究』(日本教育学会紀要)第65 巻1号、1998年3月、pp.24-27.

  5. 所 伸一、 ソビエト義務教育の成立史について 『北海道大学教育学部紀要』第80号、2000年3 月、pp.235-250.

  6. 所 伸一、 スターリン改革と「学校ポリテフニズム化」政策について-ソビエト・ロシア教育史における 分岐点に関する研究-  『北海道大学大学院教育学研究科紀要』第86号、2002年6月、pp.303-327.

  7. 所 伸一、 ソヴィエト以後ロシアの教育史研究の動向:教育史はロシアの市民の社会的能力形成にいかに 寄与しうるか 『日本の教育史学』(教育史学会紀要)第45集(2002年9月刊), pp.303-311.





他 -受賞歴、国際会議発表、等-



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