スラブ研究センターニュース 季刊 2009 年夏号 No.118 index

研究の最前線


公開講座《世紀を超えて:東欧革命後の20年を振り返る》が開かれ る

第24回スラブ研究センター公開講座が5月11日から6月1日まで、全7回おこなわれました。東欧革命20周年を機会に、さまざまな切り口から今日 までの変化を概観しつつ、その意義を改めて検証するものでした。

東欧をテーマとした公開講座はこれまでも数回おこなわれ、それぞれ好評を博してきたようですが、今回も募集定員数80名に対し86人もの方が受講されるな ど、中東欧への関心はますます高くなっているようです。

日  程 講 義 題 目 講   師
 第1回 5月11日(月)
変わる言語地図: 「多言語化」するスラブ世界
北海道大学スラブ研究センター
准教授 野町素己
第2回 5月15日(金)
変わる宗教世界: キリスト教2000年と共産主義   
国立民族学博物館
准教授 新免光比呂
第3回 5月18日(月)
変わる経済地図: 比較経済後進性論の視点から
西南学院大学
教授 上垣彰
第4回 5月22日(金)
変わる環境問題: ドナウ川ダム建設問題とその行方
北海道大学スラブ研究センター
教授 家田修
第5回 5月25日(月)
変わる文学: 21世紀の世界文学に向けて
東京大学
教授 沼野充義
第6回 5月29日(金)
変わる歴史認識: 歴史修正主義の諸問題
東京大学
教授 柴宜弘
第7回 6月 1日(月)
変わる政治: EU加盟は東中欧政治にどのような影響を与えたのか?
北海道大学スラブ研究センター
教授 林忠行

[野町]

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