スラブ研究センターニュース 季刊 2010 年春号 No.121 index

学界短信


第2 回東アジア・コンファレンスに参加して

2010 年3 月4 ~ 5 日に韓国のソウルで第2 回スラブ・ユーラシア研究東アジア・コンファ レンスが開催されました。4 つの会場に分かれて24 のセッションが組まれた他に、最終日の 夕方には「グローバルな経済危機におけるユーラシア」と題したラウンドテーブルが企画さ れました(日本代表は溝端佐登史氏)。会議の合間にはICCEES 日本大会誘致のためのプロモー ションビデオの撮影がおこなわれました。日本からの参加者は22 名にのぼり、スラブ研究セ ンターからは、松里公孝、望月哲男、越野剛、須田将、マルチン・ホセク、高橋沙奈美各氏の他、 新学術外国人研究員のヤン・チェン氏が参加しました。残念ながら主として日韓の間の連絡 の行き違いのため、パネルの組織などがうまくいかない部分もありました。この点は来年度 の中国での大会にむけて改善すべきところと思われます。会場に使われたホテルの望月教授 の部屋では、ロシアや韓国の研究者も交えて毎晩のように宴会が開かれ、マッコリの杯を干 しながら談笑したことが心地よい記憶として残っています。

[越野]

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