スラブ研究センターニュース 季刊 2011
年春号No.125 index
人事の動き
教員の退職者
荒井信雄教授:定年退職
2003 年5
月札幌国際大学助教授からセンター教授に就任、シベリア・極東部門でペレストロイカ以降の極東における経済・社会・政治の動態および第二次大戦後のサハリ
ン史などを研究されました。北海道を中心舞台とした日露経済関係、漁業関係の研究で地元に貢献し、シベリア・極東の研究者・学術団体との間の交流を深めま
した。
林忠行教授:退職
1994 年4
月広島大学教授からセンター教授に就任、東欧比較政治、チェコスロヴァキア政治外交史を専門とし、両大戦間期外交、現代の政党政治などの分野で日本の学界
をリードしました。96 年4 月から2 年間センター長、2006 年4 月から5
年間北大理事・副学長を務め、研究の環境整備にも尽力されました。
4 月以降京都女子大にお勤めです。
新任研究員紹介
4
月からセンターに着任された方および身分が変わった方。カッコ内は仕事場所。なお新学術領域プロジェクト研究員については、新学術領域研究のコーナーで紹
介しています。
藤森信吉 助教(プロジェクト室)
後藤正憲 助教(プロジェクト室)
地田徹朗 学術研究員(GCOE)(プロジェクトスペース)
留任の研究員については紹介を省略させていただきます。詳しくはセンターホームページ
を
参照願います。
[望月]
学術研究員の異動
宮本万里学術研究員が4
月から人間文化研究機構・地域研究推進センター研究員に就任されました。
[望月]
事務職員
峯田学事務係長は、北大病院に移られました。高橋磨由子事務補助員は退職されました。
[望月]
新任紹介:村岡健一郎 事務係長(事務室);千葉海 事務補助員(図書室)
2011 年度の客員教授
公募していました客員教授は審査の結果、次の6名の方々にお願いすることになりまし
た。
[編集部]
氏
名 |
所
属 |
研究テーマ |
阪本秀昭 |
天理大学国際学部 |
ハバロフスク地方の古儀式派村落の家族・親族構造:
18、19 世紀ロシア農村の大家族制との比較において |
中村唯史 |
山形大学人文学部 |
20 世紀ロシア文学の詩学と創造にみる言語観 |
大平陽一 |
天理大学国際学部 |
カレル・タイゲとロシア構成主義 |
豊川浩一 |
明治大学文学部 |
18
世紀啓蒙主義と学術遠征:「ヨーロッパ的ロシア人」の形成 |
仙石 学 |
西南学院大学法学部 |
中東欧諸国における福祉政策と経済政策の連関 |
麓 慎一 |
新潟大学教育学部 |
ロシア領アメリカ(アラスカ)の売却と千島列島:環太平
洋における海洋秩序の変容と再編を中心に |
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