スラブ研究センターニュース 季刊 2012 年春号No.129 index

研究の最前線

ITP英語ライティングセミナーと新学術第5班研究会

 2月29日~3月1日にITP主催の英語論文執筆のための講習会を開催しました。今回は新学術領域研究第5班の協力を得て、スラブ研究者のみではなく、南アジア研究者にも参加の門戸を広げて、15名の参加が得られました。参加者には未校正原稿を提出させたうえでの学術英語の執筆訓練をおこないました。2日目の後半には二人の講師が分担して、マンツーマンで指導する時間を設けたのですが、参加者の多くは時間が過ぎても席を立とうとしないほどの熱意を示しました。また「How-to-get-published Seminar」と題して、初日にはITP参加者で国際的査読誌に掲載を成功させた方々にその体験を話してもらい、2日目は3名の経験豊かな外国人研究者から投稿に関するアドバイスを受けました。 3月2日には関連企画として、新学術領域研究第5班「国家の輪郭と越境」主催の英語によるセミナーを開催しました。午前中は、インド洋に広がるハドラミー・ディアスポラの研究で著名なエンセン・ホー教授(デューク大、米国)が“Muslim Diasporas and Western Empires: Precedents to Bin Ladin”と題する講義をしました。午後は、第5班の研究成果として、小松久恵さんが “To Be or Not to Be? Representations of ‘Homeland’ in Contemporary British Asian Writers”、長縄が “Khakimov of Arabia: Muslim Intermediaries for the Russian Empire and the USSR in the Hedjaz, 1890s-1930s” という報告をおこない、討論者のホー先生から大変刺激的かつチャレンジングなコメントを頂きました。今回は、スラブ研究センターの院生や研究員だけでなく、若いイスラーム、南アジア研究者も参加して議論を盛り立ててくれましたので、比較研究が生み出す知的エネルギーの大きさを改めて感じることができました。すべての参加者に御礼申し上げます。
[長縄・越野]


研究の最前線

◆ 「イディッシュ語の不定代名詞:スラヴ語派とゲルマン語派の間で」◆
ヨハン・ヴァン・デル・アウヴェラ教授の特別講演会

ヴァン・デル・アウヴェラ教授と北大クラーク像の前で
2012年4月19日(木)、スラブ研究センターにてアントワープ大学の言語学者ヨハン・ヴァン・デル・アウヴェラ教授の講演会がおこなわれました。先生は、ゲルマン諸語、言語類型論、地域言語学をご専門とされ、中でもムード、モダリティ、否定、不定といった文法的な意味論研究で世界的に著名な研究者です。先生が研究対象とする言語の種類の多さ、カバーする研究分野の広さ、そして業績としてのアウトプットが非常に多いことが特徴的ですが、中でも1990年代に活発化したヨーロッパ言語圏研究では、相を表わす副詞やモダリティの研究で重要な貢献をされています。また、先生はスラヴ語学にも明るく、「ハリー・ポッター」のスラヴ諸語への翻訳をパラレルテクストとしたユニークなモダリティ研究もおありです。 ヴァン・デル・アウヴェラ先生は、家入葉子先生(京都大学、英語学)が日本学術振興会を通じて招聘され、今回は先生お二人のご厚意で札幌でもご講演いただけました。因みに、私がヴァン・デル・アウヴェラ先生に初めてお目にかかったのは、昨年7月末に大阪でおこなわれた国際歴史言語学会で、その時はあまりお話しませんでしたが、同年9月にルーヴェンでおこなわれたシンポジウムで再びお目にかかり、そこでベルント・ハイネ先生(ケルン大学)が改めてご紹介下さったのがきっかけとなり交流が始まり、その過程で来日を知らされたため、今回の講演会をお願いしたというわけです。 講演は、先生のご専門とスラヴ語学の双方に関わる内容でお願いしたところ、イディッシュ語の否定表現のパターンと不定代名詞の用法についてお話し下さいました。イディッシュ語はスラヴ語学ではあまり馴染みがありませんが(センターの10年来の友人であるポール・ウェクスラー先生は除く!)、音韻から文法構造までスラヴ諸語からの影響を強く受けた点で、ゲルマニストや言語接触研究者だけではなく、スラヴ語学者にとっても大変興味深い言語です。 ヴァン・デル・アウヴェラ先生は、平易な語り口で、多くの実例を用い、大変説得力のある説明をされるのが印象的でした。先生自身がお認めのように、今回の講演ではイディッシュ語およびスラヴ諸語の方言データや通時的データが十分に使えていないという弱点はありました。しかし、たとえそのデータがなくとも、言語類型論の広範な知識も踏まえて導き出された結論、すなわち上記のカテゴリーにおけるイディッシュ語が持つゲルマン語としての特殊性は、部分的にスラヴ諸語およびヘブライ語の影響のもとに生じたものであり、またイディッシュ語が純粋な「否定呼応」タイプの言語とは言えない(「否定呼応」の要素も持っている)という結論は、崩れないと思われます。 講演会の参加者は比較的少人数でしたが、スラヴィストとゲルマニストが出席し、質疑応答ではドイツ語も飛び交うなど、センターでは珍しい講演会になりました。 本講演会の組織にあたり、ご協力下さった方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
[野町]  


研究の最前線

◆ 公開講座 ◆ユーラシアの自然と環境は誰が守るのか 開講中


スラブ・ユーラシアの社会主義体制が崩壊し、新たな国境が生まれ、隣接地域との関係も大きく変容してきました。自然環境は本来、社会や政治の変化と無縁なはずですが、現実には大きな影響を受けています。ユーラシアにおける自然環境は、体制変動の結果として、今どうなっているのだろうか。誰がそこに目を向け、誰が自然環境を守っていくのか。 本講座では、西はヨーロッパのドナウ川水系から始まり、中央ユーラシアのアラル海やバルハシ湖に注ぐ内陸大河、そして東アジアの海につながるアムール川流域という、スラブ・ユーラシアの国際河川域を取り上げ、自然環境と社会変動ないし、国際関係との係わりを多面的に検討してまいります。 また本講座を通して、ユーラシアの東端に位置する日本、なかでもロシアや中国と一衣帯水の位置にある北海道が果たすべき役割を参加者の皆さんと共に考えたいと思います。
[家田]
日  程 講 義 題 目 講  師
第1回 5月11日(金) ドナウ中流域と環境汚染事故への対応 北海道大学スラブ研究センター
教授 家田 修
第2回 5月14日(月) 中央ユーラシアの人と自然の歴史:
ユーラシア深奥部の眺め
総合地球環境学研究所教授
窪田順平
第3回 5月18日(金) ドナウ・デルタをめぐる国際法レジーム
のダイナミズム
北海道大学法学研究科教授
児矢野マリ
第4回 5月21日(月) 中央アジア政治史と水 北海道大学スラブ研究センター
研究員 地田徹朗
第5回 5月25日(金) 松花江の汚染と東アジア水域 鳥取環境大学准教授 相川 泰
第6回 5月28日(月) アムール・オホーツク巨大魚付林と
東アジア地域協力
北海道大学低温科学研究所
教授 白岩孝行
第7回 5月31日(木) 東アジアの環境リテラシー 日本大学助教 山下哲平


研究の最前線

若手ロシア人日本研究者グループの訪問

3月5日(月)ロシアの若手日本研究者の一行がセンターを訪れました。「多面的日本像、ロシア像」をテーマとした国際交流基金の招聘プログラムの一環で、訪問者はアレクサンドル・メシェリャコフロシア国立人文大学教授団長ほか8名。モスクワを始めオレンブルグ、ウランウデ、ウラジオストク、マガダンといった地域で日本学を学んでいる学生、院生、教員の混成チームで、専門テーマも現代政治、自殺の文化比較、アニメ論と多彩。センターでは全員がショートスピーチをして、楽しくまた有益な討論の時間を過ごしました。
[望月]

研究の最前線

コラド氏の滞在

カリフォルニアのペパーダイン大学で教鞭をとるシャリル・コラド(Corrado, Sharyl)さ んが日本学術振興会外国人特別研究員(欧米短期)事業の援助を得て、本年度5 月から約8 ヵ 月間スラブ研究センターに滞在します。滞在中の研究テーマは、「『地の果て』:サハリン島と ロシアの帝国イメージ」です。
[松里]

研究の最前線

◆ 専任セミナー ◆

ニュース前号以降、専任セミナーが以下のように開催されました。
[家田]

2012年2月21日:望月哲男「3つのヴォルガ像:1856年の文人調査旅行から」
センター外コメンテータ:中村唯史(山形大学)
ペーパーの内容は、1850年代半ばにロシア海軍省を司るコンスタンチン・ニコラエヴィチ大公の企画で3名の文人がおこなったヴォルガ地域調査旅行の経緯と報告書類を、ヴォルガイメージの歴史的構築や変貌という視点から分析したもの。歴史と文学の両方にまたがる素材だけに、調査の歴史的背景や意味、文化・文学史的な特徴や意味、個々の作家にとっての創作史的な意味などに関する質問が出され、議論が交わされました。
3月13日:ウルフ・ディビッド“Introduction to Special Issue on Soviet-Japanese Relations in the Cold War”
センター外コメンテータ:横手慎二(慶応大学)
今回の論文は今年の秋に刊行が予定されているThe Harvard Journal of Cold War Studies の特集号「冷戦時代のソ日関係」の序説的論文です。ウルフ氏がここ数年取り組んでいるスターリン研究の成果と、横手氏をはじめととする共同研究者たちとの連携研究の成果が総合された内容となっており、日中関係、あるいは沖縄と北方領土との相関性にも言及がなされています。日ソ関係は冷戦史として語れるのかという問いかけが根底にはあるように思います。コメンテーターの横手慎二さんからは背景となる日ロ・日ソ関係史の説明や日本における研究成果などをもっと盛り込むべきだとの要望もだされ、今後の日ロ関係を考える上での重要な指摘がいろいろなされました。
4月13日:長縄宣博「メッカ巡礼から見る地域大国の輪郭:イスラーム大国としてのロシア」
センター外コメンテータ:松本ますみ(敬和学園大学)
今回は、新学術領域研究「比較地域大国論」の成果論集に収録予定の原稿が提出されました。内容は、19世紀後半から現在までのロシアのメッカ巡礼の歴史を三つに区切り、それぞれの時期について、英領インド、中華民国、中華人民共和国のメッカ巡礼と比較するというものでした。討論者には、「中国に関する記述を正していただき、かつ他分野の方々にもおもしろく読んでいただけるためのご意見を頂戴すべく」、中国イスラーム研究で指導的な立場におられる松本先生に白羽の矢が立てられました。 同時代性と相互の絡まりあいを鳥瞰するとともに、比較対照する時代と地域を明確化し、なおかつ具体的な巡礼者の顔の見える微細な記述をおこなうという作業が抱える緊張感を再認識させるセミナーでした。
5月8日:岩下明裕「国境から世界を包囲する:現場から考える」
センター外コメンテータ:山崎孝史(大阪市立大学)
岩下氏が研究代表を務めるGCOE「境界研究の拠点形成」の研究成果である『日本の国境問題』(『環』別冊号、2012年)の巻頭論文が、今回の選任セミナーでの討議の対象となりました。日本のあらゆる領土問題を扱う特集号の巻頭論文であり、北方領土に限らず、どう国境問題を扱うのか、岩下氏の境界論が真価を問われる論文集です。とりわけ従来の国境ないし境界研究が陸域の国境を対象としてきたのに対して、日本の国境は海域であり、それをどう論じるかは工夫の求められるところです。岩下氏は海域でも海境でもなく「海彊」ユーラシアという独特の用語によって境界性をもった海域を表したいと考えています。 コメンテーターの山崎孝史氏からは、岩下氏の業績が境界の多次元性、現場の重要性、中央中心主義の克服という意味で成果があったと評価する一方で、全体をまとめるさらなる理論化の必要性が指摘されました。 ◆

研究の最前線

◆ 研究会活動 ◆

ニュース128号以降、センターでおこなわれた北海道スラブ研究会、センターセミナー、新学術領域研究会、GCOE研究会、世界文学研究会、北海道中央ユーラシア研究会、及び昼食懇談会の活動は以下の通りです。ただし、上で特に紹介したものは省略します。
[大須賀]

2月 1日 吉見宏(北大・経済)「会計・監査の『境界』とグローバル化」(ボーダースタディーズ・セミナー)
2月 4日 植田暁(東京大・院)「帝政ロシア支配期のクルグズによる騒擾と蜂起:フェルガナとセミレチエの比較を中心に」(北海道中央ユーラシア研究会)
2月 6日 古宮路子(東京大・院)「もう一つの『三人のふとっちょ』としての『羨望』:Yu.オレーシャの初期二作品をめぐって」(世界文学研究会)
2月 14日 A. アキモヴァ(サハリン国立大・院、ロシア)「ニコライの日記の芸術的独自性(ロシア語)」(センター・セミナー)
2月 15日 平野恵美子(筑波大)「シャンカールとパヴロワ in London」(世界文学研究会)
2月 16日 E. ノゴイバエヴァ(Polis Asia分析センター、クルグズスタン)「クルグズスタンのステレオタイプと現実:中央アジアとロシアからの視線の比較分析(ロシア語)」(センター・セミナー)
2月 17-18日 2011年度合同研究会「亡命と移動の視点から見たロシア」 大平陽一(天理大)「移動的視覚:その歴史に関する走り書き的報告」;諫早勇一(同志社大)「異境のモスクワ芸術座:モスクワ芸術座プラハ・グループと女優マリア・ゲルマーノワ」;望月恒子(北大・文)「ブーニンの後期作品における風景描写について」;I. メリニコヴァ(同志社大)「イヴァン. モジューヒンと1920-1930年代のヨーロッパ映画におけるロシアのイメージ」;E. イコンニコヴァ(サハリン国立大、ロシア)“Восток в творчестве Власа Дорошевича”;N. ポタポヴァ(同)“Журнальная периодика дальневосточных баптистов (1920-22 годы)”
2月 20日 仙石学(西南学院大)「中東欧諸国における政党システムと政策の連関:経済・福祉を軸に」;林忠行(京都女子大)「ポスト社会主義期のスロヴァキア政党政治における新自由主義」(客員研究員セミナー)
2月 22日 S. ムヒナ(日露青年交流センターフェロー)「ロシア経済におけるエネルギーの役割とロシアと日本の関係」(GCOE-SRC研究員セミナー) M. ライト(トロント大、カナダ)“Reform of the National Police in the Republic of Georgia since 2003: Causes, Consequences, and Lessons”(新学術セミナー)
2月 23日 武田雅哉(北大・文)「よい熊さん・わるい熊さん:中国のポスターと連環画をよむ」(ボーダースタディーズ・セミナー)
2月 24日 阪本秀昭(天理大)「北米の正教古儀式派教徒間の宗教的対立について:宗教会議決議録を資料として」(客員研究員セミナー)
2月 28日 豊川浩一(明治大)「『啓蒙の世紀』におけるロシアの『発見』:キリーロフのオレンブルク遠征(1735-37年)を中心に」(客員研究員セミナー) GCOEボーダースタディーズ特別セミナー「中国とインドの国境地帯を行く:カシュガルからチベット」 吉田修(広島大)「中印係争地アクサイチンの今」;石井明(東京大)「チベットの今:ラサ・シガツェ・ギャンツェ」
2月 28-29日 「プラトンとロシア」2011年度研究会 兎内勇津流(センター)「フィラレート(ドロズドフ)の神学的立場」;坂庭敦史(早稲田大)「スタンケーヴィチとプラトン」;下里俊行(上越教育大)「ナデージュヂンの時間概念」;渡辺圭(千葉大)「短編『学生』におけるチェーホフの宗教観」;杉浦秀一(北大・メディア)「エヴゲーニイ・トルベツコーイとゼニコフスキイのソロヴィヨフ論」;貝澤哉(早稲田大)「ローセフの『名の哲学』について」
3月 2日 新学術領域研究「比較地域大国論」ワークショップ「帝国の遺産としての人間の移動とディアスポラ」 E. ホー(デューク大、米国)「ムスリムのディアスポラと欧米列強:ウサマ・ビン・ラーデンの先駆者たち」;長縄宣博(センター)「アラビアのハキーモフ:ヒジャーズ地方におけるロシア帝国とソ連のムスリム外交官(1890年代から1930年代)」;小松久恵(センター)「To Be or Not To Be?: 現代英国南アジア系作家が描く『ホームランド』」
3月 3日 大倉忠人(法政大・院)「なぜナルン市民は立ち上がったのか:領土「売却」問題を巡るナルン州政府における攻防」(北海道中央ユーラシア研究会)
3月 6日 中村唯史(山形大)「<歴史の超克>としての文芸:ロシア・フォルマリズムとバフチンを中心に」(客員研究員セミナー)
3月 8日 E. イコンニコヴァ(サハリン国立大、ロシア)「サハリンとクリル諸島の文学:多文化モデル(ロシア語)」(新学術セミナー)
3月 12日 N. シャフナザリャン(センター)「警察改革:非公式の慣行と反汚職対策(グルジア、アルメニア、ナゴルノ・カラバフの比較)(ロシア語)」(センター・セミナー)
3月 13日 木寺律子(同志社大)「『おとなしい女』と『おかしな男の夢』:『作家の日記』における『論理的自殺』の問題」(センター・セミナー) R. タラス“Russia’s Identity in International Relations: Images, Perceptions, Misperceptions”(新学術セミナー)
3月 14日 大平陽一(天理大)「北コーカサスのフットボール」(客員研究員セミナー)
3月 21日 高本康子(センター)「戦時期日本の『喇嘛教』工作」(新学術セミナー)
3月 26日 瀧口順也(センター)「Paint it Red, 1917- 1929: コミュニスト・ライフ、コミュニスト・カルチャー」(GCOE-SRC研究員セミナー)
4月 7日 一緒に考えましょう講座 M. マリコ(ベラルーシ科学アカデミー)、E. ステパーノヴァ(ウクライナ国立放射線医学研究所)、今中哲二(京都大)「低線量被曝に向き合う:チェルノブイリの教訓から学ぶ」
4月 10日 E. グチノヴァ(国際交流基金フェロー)「日本人捕虜の絵画における外傷(トラウマ)の言語(ロシア語)」(センター・セミナー)
4月 11日 R. ソリンジャー“Crossing Borders for Babies: The Global Geography, Economics, and Politics of Motherhood”(GCOE-SRCセミナー)
4月 24日 秋月準也(北大・文・院)「エヴゲーニイ・ザミャーチンのペテルブルグ表象:凍りつく都市、海に浮かぶ集合住宅」(世界文学研究会)
4月 26日 三輪博樹(早稲田大)「インドにおける民主主義と政党政治:インドの政治は安定に向かうか?」(GCOE-SRC研究員セミナー)
4月 28日 S. アーナンディー(マドラス開発研究所、インド)“The Dalit Feminism Literature in South India”(新学術セミナー)

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