スラブ研究センターニュース 季刊 2012 年夏号No.130 index

研究の最前線

◆ 第1回スラブ研究センター公開講演会開催される ◆

公開講演会のようす
 2012 年6 月29 日、第1 回スラブ研究センター公開講演会が北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟で開かれました。 センターは、国際シンポジウムをはじめ国内外の研究者を招いて先端的な研究を議論する場を多く設けており、 また特定のテーマに沿って講師陣を集めた公開講座も開いていますが、 専任教員が日常的におこなっている研究の成果を一般向けに話す機会は必ずしも多くありません。 そこで、専任教員の最新の研究内容やスラブ・ユーラシア地域の最新事情を、 市民・学生・ジャーナリストなどに向け広く公開するための企画として、公開講演会を定期的に開催することにしました。
 第1 回は「中央アジアから見る世界の『今』:『民主化』とユーラシア国際秩序再編」と題して、宇山智彦が講演しました。 「アラブの春」で民主化が再び注目されているものの、世界的には1990年代末以降民主化が停滞しており、 中央アジアでも大勢としては権威主義体制が継続する中で、 部分的な民主化の試みや衝突が起きていること、 ロシア、中国、アメリカの進出に対して中央アジアの小国も自らの国益を積極的に追求していること、 グローバル化しても決して均質化しない世界の中で、国家間・社会層間の格差や体制の違いを利用した駆け引きが繰り広げられている様子が、 中央アジアを例によく見て取れることなどを語る内容でした。 講演会には約60人が出席し、熱心な質問が出されました。
センターは今後、年4 回の定例公開講演会と、不定期の臨時公開講演会を開いていく予定です。 9 月に野町素己氏、12 月に望月哲男氏、2013 年3 月に岩下明裕氏の講演をおこなうことを計画中で、 詳細は決まり次第ホームページ等で発表します。
[宇山]


研究の最前線

◆ 2012 年度科学研究費プロジェクト ◆

2012 年度のセンター教員・研究員が代表を務める文部省科研費補助金による研究プロジェクトは次の通りです。[編集部]
基盤研究(A)
ウルフ ディビッド 北東アジアの冷戦:新しい資料と展望(2009-12年度)
基盤研究(B)
家田  修
宇山 智彦
原  暉之
松里 公孝
大規模環境汚染事故による地域の崩壊と復興:チェルノブィル、アイカ、フクシマ(2012-15 年度)
近代化とグローバル化の文脈における比較帝国史(2009-12年度)
国境の植民地サハリン(樺太)島の近代史:戦争・国家・地域(2010-13年度)
競争的権威主義体制の比較研究(2012-14 年度)
基盤研究(C)
木山 克彦
高本 康子
兎内勇津流
長縄 宣博
極東地域における靺まっかつ鞨に関する考古学的研究(2008-12 年度)
近代日本の画像メディアにおける「喇ラマ嘛教」表象の研究(2012-16 年度)
ロシア正教の教義確立とフィラレート(2010-12 年度)
帝国とメッカ巡礼:ロシアのムスリム地域の視点から(1865 ~1914)(2010-12年度)
挑戦的萌芽研究
越野  剛 ロシア語文化圏の東西周縁の文学における戦争の語りの比較研究(2012-14 年度)
若手研究(B)
井上 暁子
草野佳矢子
小松 久恵
野町 素己
花松 泰倫
平山 陽洋
前田 しほ
ドイツ=ポーランド国境地帯の文学と移民文学の比較研究(2011-14 年度)
帝政ロシアの統治官僚と地方自治:第一次革命前ロシア内務省の組織と活動(2010-12 年度)
雑誌に見る「近代」:ヒンディー語女性雑誌におけるインド近代表象(2010-13年度)
カシュブ語統語論の総合的研究(2010-12 年度)
アムールオホーツク生態系の陸海統合管理とラムサール条約の適用可能性(2012-13 年度)
第1 次インドシナ戦争期の北ベトナムでの総動員体制の構築と冷戦の影響をめぐる研究(2011-13 年度)
20 世紀後半ロシア文化における戦争の記憶表象についてのジェンダー研究(2012-14 年度)
研究活動スタート支援
加藤美保子
佐藤 圭史
プーチン以降のロシアのアジア太平洋政策:台頭する中国との協調と自立の観点から(2011-12 年度)
旧ソ連空間における非承認国家問題(2011-12 年度)
学振特別研究員奨励費
菊田  悠
高橋美野梨
中山 大将
宮崎  悠
森下 嘉之
中央アジア定住地帯の秩序の再編成プロセスにおけるイスラーム聖者と聖性の役割(2011-13 年度)
境界研究から見る「北極」:デンマークの北極圏戦略と媒介項としてのグリーンランド(2012-14 年度)
日本帝国崩壊後の樺太植民地社会の変容解体過程の研究(2012-14 年度)
公共宗教と国民形成の政治力学:ポーランド・ナショナリズムとカトリック教会(2010-12 年度)
国民国家の形成期における地域社会の変容と住民:20 世紀中東欧を事例に(2011-13 年度)
研究成果公開促進費(学術図書)
麻田 雅文
菊田  悠
森下 嘉之
中東鉄道経営史:ロシアと「満洲」1896-1935(2012 年度)
ウズベキスタンの聖者崇拝(2012 年度)
近代チェコ住宅社会史(2012 年度)


研究の最前線

◆ 公開講座 ◆ユーラシアの自然と環境は誰が守るのか 開かれる

 公開講座では5月7日から5月28日まで、週に二回の間隔で、上記のような視角から7 名の講師が、 西はヨーロッパのドナウ川水系から始まり、中央ユーラシアのアラル海やバルハシ湖に注ぐ内陸大河、 そして東アジアの海につながるアムール川流域という、スラブ・ユーラシアの国際河川域を取り上げ、 自然環境と社会変動ないし、国際関係との係わりを多面的に検討する講演を市民向けにおこないました。
 ユーラシアの東端に位置する日本、なかでもロシアや中国と一衣帯水の位置にある北海道が果たすべき役割などについて、 60名ほどの聴講者の皆さんから様々な質問や意見も提示され、熱い議論で終了時間を過ぎてしまうこともありました。 講演題目と講演者は以下の通りです。
[家田]
日  程 講 義 題 目 講  師
第1回 5月11日(金) ドナウ中流域と環境汚染事故への対応 北海道大学スラブ研究センター
教授 家田 修
第2回 5月14日(月) 中央ユーラシアの人と自然の歴史:
ユーラシア深奥部の眺め
総合地球環境学研究所教授
窪田順平
第3回 5月18日(金) ドナウ・デルタをめぐる国際法レジーム
のダイナミズム
北海道大学法学研究科教授
児矢野マリ
第4回 5月21日(月) 中央アジア政治史と水 北海道大学スラブ研究センター
研究員 地田徹朗
第5回 5月25日(金) 松花江の汚染と東アジア水域 鳥取環境大学准教授 相川 泰
第6回 5月28日(月) アムール・オホーツク巨大魚付林と
東アジア地域協力
北海道大学低温科学研究所
教授 白岩孝行
第7回 5月31日(木) 東アジアの環境リテラシー 日本大学助教 山下哲平

研究の最前線

◆ 2013 年度特任教員(外国人)決定 ◆

2013 年度における外国人特任教授の審査がおこなわれ、45 人の応募者の中から、以下の6 名の正候補者が、過日の協議員会で承認されました。
[松里]
ボグダノフ、コンスタンチン(Bogdanov, Konstantin)
所属・現職: ロシア科学アカデミーロシア文学研究所[プーシキン館]上級研究員
研究テーマ: ソヴィエト期およびポスト・ソヴィエト期の言語文化における人権の理解:キーコンセプトとキーエモーション
予定滞在期間: 2013 年11 月1 日~ 2014 年3 月31 日(5 ヵ月)
バーバンク、ジェーン(Burbank, Jane)
所属・現職: ニューヨーク大学歴史学部、およびロシア・スラブ学部教授
研究テーマ: 国家の法の下での生活:カザン司法管区におけるロシアの主権、1890-1917
予定滞在期間: :2013年6月1日~ 2013年10月31日(5ヵ月)
エルキノフ、アフタンディル(Erkinov, Aftandil)
所属・現職: タシケント国立東洋学大学東洋古典文献学部教授
研究テーマ: イスラーム「対」イスラーム:トルキスタン総督府におけるテュルク化のプロセス(1867-1917)
予定滞在期間: 2013 年11 月1 日~ 2014 年3 月31 日(5 ヵ月)
イスラモフ、バフティオル(Islamov, Bakhtior)
所属・現職: プレハーノフ記念ロシア経済大学タシケント分校経済理論学部教授
研究テーマ: 中央アジア諸国の20 年:達成と失敗
予定滞在期間: 2013年11月1日~ 2014年3月31日(5ヵ月)
マナエフ、オレグ(Manaev, Oleg)
所属・現職: ベラルーシ国立大学哲学・社会科学部社会コミュニケーション学科教授
研究テーマ: ポスト・ソヴィエト期の権威主義の特殊性と、当該地域に与えた影響:ベラルーシのケース(ロシア・ウクライナとの比較)
予定滞在期間: 2013 年6月1日~ 2013年10月31日(5ヵ月)
ザイツェフ、イリヤ(Zaytsev, Ilya)
所属・現職: ロシア科学アカデミー東洋学研究所主任研究員
研究テーマ: ロシア国家と欧露・シベリアのムスリム(16-19 世紀):帝国の無関心か正教の寛容さか
予定滞在期間: 2013年6月1日~ 2013年10月31日(5ヵ月)

研究の最前線

◆ 鈴川・中村基金奨励研究員決まる ◆

今年は12 名の応募があり、以下の5 名の方が採用されました。[望月]
採用決定者・所属 テーマ 希望滞在期間 ホスト
教員
岡本 佳子
東京大学大学院
世紀転換期ブダペシュトの歌劇場の機能を国民オペラ受容の観点から分析 2012年
7月23日~ 8月5日
家田
神竹喜重子
一橋大学大学院
マーモントフ・オペラ劇場でのセルゲイ・ラフマニノフの人的交流 2012年
7月20日~ 8月9日
望月
Gorshkov, Victor
京都大学大学院
銀行制度の発展とロシアの多国籍銀行の海外進出 2012年
7月3~17日
田畑
高田 映介
京都大学大学院
『谷間』を中心とするチェ-ホフ農村三部作と19 世紀後半のロシア社会状況の関連 2012年
9月2~17日
望月
宮崎 淳史
東京外国語大学大学院
チェコのシュルレアリスムと他の作品との比較検討と芸術家本人のテクスト分析 2012年
11月1~16日
野町

研究の最前線

◆ ツァチェフスキ氏の滞在 ◆

国際交流基金の招へい海外研究員としてブルガリアの政治学者で、外交の事務経験者でも あるベネリン・ツァチェフスキ(Venelin Tsachevsky)氏が5 月末から半年の予定で滞在し ています。氏はブルガリアのEU 加盟の際に在フィンランド大使として、当時懸案だったブ ルガリアの原発問題をめぐって、最も強硬派だったフィンランドとの交渉に当たりました。 もともとは日本の対米政策にも関心を持って研究したこともありますが、今回の滞在では東 欧の原発政策について、日本との比較も含めて研究し、10 月末に報告をしていただく予定で す。
[家田]

研究の最前線

◆ バトサイハン氏の滞在 ◆

 国際交流基金の日本研究フェローとして、モンゴル科学アカデミー国際研究所ロシア研究部部長のオーホノイ、バトサイハン(Ookhnoi, Batsaikhan) 氏が8月3~31日(約1ヵ月)の予定で滞在中です。 滞在中の研究テーマは「1910年代の日露協約とモンゴル」です。8月22日には、「1911年のモンゴル独立とボグド・ハーン:ロシア・ファクター」と題する報告をしていただきました。
[松里]

研究の最前線

◆ 専任セミナー ◆

ニュース前号以降、専任セミナーが以下のように開催されました。
[家田]
 2012 年6 月4 日:松里公孝 “Moving Peripheries Eastward: Russia’s Expansion and Reorganization of Sosloviia [Estates] in the Orenburg Governor-Generalship in the Mid-Nineteenth Century”
 センター外コメンテータ:松村岳志(大東文化大学)
 討論者の松村岳志氏の表現に従えば、「ロシア史に関する松里公孝氏の最大の功績はロシア帝国のイメージを完全に新しいものに書き換えたこと」つまり、ロシア帝国イメージの「諸民族の牢獄」ないし「農奴主国家体制」から、「地域エリートの連合組織」へと転換したことです。 今回の松里論文では帝国の軍事組織との関連で帝国の辺境をどう統治していくのかという問題に対して、地域エリートの視点を踏まえて、地域比較論が展開されました。 さらに松里論文によればオレンブルクのコサック軍の役割は社会主義時代にまで広がる射程の長い問題領域です。 また近代ロシアの地方自治であるゼムストヴォにもかかわる論点も提示されました。 この論文は雑誌Kritikaに掲載される予定とのこと。 ご関心の方は遠からずして色々な論点の詰まったこの論文を手に取ることができることになります。

研究の最前線

◆ 研究会活動 ◆

ニュース129 号以降、センターでおこなわれた北海道スラブ研究会、センターセミナー、新学術領域研究会、GCOE 研究会、世界文学研究会、北海道中央ユーラシア研究会、及び昼食懇談会の活動は以下の通りです。 ただし、今号で特に紹介したものは省略します。
[大須賀]
5月16日 B. ラーニン(ロシア教育アカデミー)「アレクサンドル・エヴラホフ:忘れられた天才(ロシア語)」(新学術セミナー)
5月18日 中山大将(学振特別研究員)「日本帝国崩壊後の樺太植民地社会の変容解体過程」
(ボーダースタディーズ・セミナー)
5月22日 左近幸村(学振特別研究員)「書評:遅塚忠躬『史学概論』(東京大学出版会、2010)」
(GCOE-SRC 研究員セミナー/世界文学研究会)
5月25日 一緒に考えましょう講座「放射能を自分で測ろう」
5月26日 上村明(東京外国語大)「地図と統治:清朝期モンゴルにおける旗の地図をめぐって」
(北海道中央ユーラシア研究会)
6月9日 基盤研究(B)「北海道多文化共生におけるサハリンからの移住者の役割」研究会
尾形芳秀(樺太豊原会)「樺太時代における多民族(残留・亡命人)との共生」;
鈴木仁(北海道文化財保護協会)「樺太における図書館の歴史」
一緒に考えましょう講座「国際社会は日本をどう見ているのか」
6月15日 吉岡潤(津田塾大)
「ポーランドの移ろう国境線と隣人たち:国境線を生む隣人た
ち/国境線が生む隣人たち」(ボーダースタディーズ・特別セミナー)
6月16日 清水由里子(中央大)
「テュルクかウイグルか:20 世紀前半期の知識人の言説に見る民族名称と歴史認識」;秋山徹(学振特別研究員・財団法人東洋文庫)「バートゥル考:ロシア帝政期クルグズ人首領層の権威をめぐる一考察」(北海道中央ユーラシア研究会)
6月21日 橋本努(北大・経済)「北欧型新自由主義の到来」(ボーダースタディーズ・セミナー)
7月10 日 V. ゴルシコフ(京都大・院)“Foreign Banking in Russia(日本語)”(鈴川・中村基金奨励研究員報告会)
7月14 日 Demographic Trends in Russia
S. ザハロフ(京都大)“Second DemographicTransition: Russia’s Case in the Context of European and Japanese Experience”
S.リャザンツェフ(センター)“Migration and Migratory Policy of Russia in Modern Demographic Conditions: Problems and Optimization Ways”(センターセミナー)
基盤研究(B)「辺境と異境:非中心におけるロシア文化の比較研究」2012 年度国際研究集会
T. ニーコノヴァ(ヴォロネジ大、ロシア)“Особенности литературного процесса русского зарубежья 1920-1930-х гг.”
O. ベールド ニコヴァ(同)“Творчество И. Бунина в контексте литературы русского зарубежья 1920-1930-х годов”
望月恒子(北大・文)“«Россия» и «русское» в романе И. Бунина «Жизнь Арсеньева»”
B. ラーニン(ロシア教育アカデミー) “Эстетические и политические итоги литературы третьей волны”
岩本和久(稚内北星学園大)“Солженицын в Японии”
7月15日 塩原俊彦(高知大)「ガスプロムからみたロシアの政治経済分析」
田畑伸一郎(センター)「環オホーツク海地域の環境と経済:北大低温研等との共同研究の成果」
(SRC 共同研究報告会)
7月15-16 日 近現代戦の表象比較研究「戦争のメモリー・スケープ」 
中野徹(近畿大)「“英雄”の変相:連環画『鉄道遊撃隊』をめぐって」
高本康子(センター)「日本人と『「大陸』世界:満鉄映画に見る『喇嘛教』表象」
向後恵里子(早稲田大)「肉弾:日露戦争における戦死の表象」
越野剛(センター)「ナポレオンのロシア遠征と戦う農民のイメージ」
田村容子(福井大)「たたかう女性像の系譜:近現代の中国演劇における戦闘少女と寡婦」
前田しほ(センター)「ソ連の戦争表象における視覚的女性像:共同体を統合する“母”の慈愛」
高山陽子(亜細亜大)「中国における監獄の観光化」;平山陽洋(センター)
今井昭夫(東京外国語大)「ベトナムにおける顕彰記念の空間的形象:戦没者墓地、戦跡、博物館、記念碑」
7月17日 N. ポタポヴァ(サハリン国立大、ロシア)
「1917-1922 年のロシア極東における福音バプテスト教会の動向:知られざる歴史(ロシア語)」(センターセミナー)
7月24 日 宮崎悠(学振特別研究員)「素晴らしき新世界の遊撃:ポーランドにおける『政治評論』の動向2002-2012」
E. ボイル(北大・法・院)“Sovereign Migrations:Making Territory Japanese and the Nationalization of Empires”
(GCOE-SRC 研究員セミナー)
7月26日 本田晃子(センター)「忘却の記憶:アレクサンドル・ブロツキーとペーパー・アーキテクチャー運動」(北海道スラブ研究会総会)
7月27日 左近幸村(学振特別研究員)「南アフリカ出張報告:第16 回世界経済史会議への参加」(昼食懇談会)
岡本佳子(東京大・院)「歌劇場におけるナショナル・オペラ制作の位置づけ:ハンガリー王立歌劇場を中心に」
神竹喜重子(一橋大・院)「19 世紀末から20 世紀初期のクラシック音楽における聴取文化の変化とセルゲイ・ラフマニノフの音楽の受容」(鈴川・中村基金奨励研究員報告会)
8月6日 佐藤隆広(神戸大)“Firm Dynamics and Productivity Growth in Indian Manufacturing:
Evidence from Plant Level Panel Data(日本語)”(新学術セミナー)
8月10日 一緒に考えましょう講座 
上野一詔(福島市)、佐藤健太(負げねど飯館常任理事、飯舘村)吉田しのぶ(須賀川市)「福島避難者の声を聞こう」
8月20日 J. ラウンド(センター);“Coping with Uncertainty: Everyday Life in Moscow and Kazan’”
I. クズネツォヴァ(カザン連邦大、ロシア)“The Formation of Social Capital amongst Muslims in Kazan: The Role of Charities”
(センターセミナー)
8月22日 O. バトサイハン(モンゴル科学アカデミー国際研究所)
「1911 年のモンゴル独立とボグド・ハーン:ロシア・ファクター(ロシア語)」(新学術セミナー)

→続きを読む
スラブ研究センターニュース No.130 index