学 界短信  


◆ 学会カレンダー ◆

2000年10月28〜29日 ロシア史研究会大会 於法政大学
11月9〜12日 AAASS(米国スラブ研究促進学会)第32回全国大会 於コロラド州デンバー市アダムズ・マーク・ホテル
11月11〜12日 日本ロシア文学会総会および研究発表会 於東京外国語大学(府中)
12月2〜3日 第16回日ロ極東地域学術シンポジウム
連絡先fujimoto@lang.osaka-u.ac.jp
2001年1月25〜26日 スラブ研究センター2000年度冬期シンポジウム

 センターのホームページ(裏表紙参照)の学会カレンダーにはこの他にも多くの海外情報が掲載されています。[大須賀]


図書室だより  


◆ マイクロフィルム変色事件 ◆

 昨年夏のことであるが、1995年度より継続受入中のSoviet Communist Party and Soviet Stateシリーズの、最初に納品された部分が、一部、茶色に変色した筋が出ていることが判明した。この筋の部分は、フィルム上にきちんと定着しておら ず、リーダーを使用して読影中に、フィルムが通った部分に滓を残すこともあった。代理店にクレームし、調査を要望したところ、半年近くのやり取りの結果、 現像プロセスにおいて、水洗いが不十分だったためであり、該当フィルムを新しく製造したものと交換することになった。当方で調査の結果、問題の生じたフィ ルムは全部で115リールあったが、去る9月に新しい製品が到着して、交換をおこなったところである。
 マイクロ資料は、使用した材料と保存環境が適切であれば、長期保存に耐えるものと考えられているが、ときにこのような問題が生じることがあり、放ったま まにしておかないのがよさそうである。[兎内]

◆ 野々村一雄教授旧蔵書の受入 ◆

 今年度から3ヶ年年計画で、上記資料を収集することになったので、お知らせしたい。
 野々村一雄教授は、1913年愛知県に生まれ、大阪商科大学を卒業後、満鉄調査部等を経て、戦後は一橋大学経済研究所教授、千葉商科大学教授を務められ た、戦後の代表的なソヴィエト経済専門家の一人と言えよう。1998年没。
 センターでは、氏の旧蔵書のうち、学内で重複のない露文、欧文、和文図書、約1,400点の収集を予定し、現在、受入作業が進行中である。蔵書の中心 は、1950年代から70年代にかけて出版されたソ連経済に関する専門書であるが、調査してみたところ、この部分に関してセンターの蔵書は必ずしも充実し ていなかったことがわかった。旧蔵書の受入は、この欠を埋める点で大いに貢献してくれそうである。また、受入が決まった資料について、作業の傍ら国立情報 学研究所の総合目録をチェックすると、2-3館しか所蔵のない資料が多いのは意外であった。当時の大学図書館のロシア語図書収集量は、この程度のものだっ たのであろうか、それとも、遡及入力がなかなか進行していないためであろうか。[兎内]

◆ 革命前ロシアの県報知 ◆

 Norman Ross社は、革命前ロシアの県報知(губернские ведомости)のマイクロフィルム版を製作するプロジェクトを、ペテルブルクのロシア国立図書館(Российская национальная библиотека)の協力を得て進めており、現在、7県について入手可能となっている。
センター図書室では、このうち、アクモリンスク県(1871-1919年)および沿アムール県(1894-1917年)の分を1998年に購入している が、今回、さらにキエフ県(1838-1917年)およびカザン県(1838-1917年)についても購入することとなった。現在、すでにフィルムは到着 しており、受入手続き中である。県報知は、当該地方に伝達される中央政府および地方機関からの法令・布告等を収める公式部分と、それ以外の地域関連情報を 報ずる非公式部分から成り、革命前のロシア地方社会の動きを追う上での基本資料として、今後の活用が期待される。[兎内]

編集室だより  

◆ Russian Regions: Economic Growth and Environment の刊行 ◆


 1999年7月におこなわれたセンターの夏期国際シンポジウム「ロシアの地域:経済成長と環境」の報告集が、センターの村上と田畑の共編という形で刊行 されました。この報告集は、Part 1: Regional EconomiesとPart 2: Regional Environmentの2部構成となっており、Part 1には計4章に8本の論文、Part2には計5章に12本の論文が収録されています。[田畑]


◆ スラヴ研究 ◆


 和文レフェリーズ・ジャーナル『スラヴ研究』第48号への投稿は8月末で締め切られました。11件の応募があり、2000年3月の発行を目指して現在審 査をおこなっています。[宇山]


◆ ACTA SLAVICA IAPONICA ◆


ACTA SLAVICA IAPONICA第18号は、レフェリーの審査、執筆者による書き直し過程もほぼ終了し、今秋中の出版をめざして編集 作業が進んでいます。今回は、歴史に重点を置いた号になりそうです。[松里]


◆ 研究報告シリーズNo. 75 ◆
 『ロシアの地域間の資金循環(2)』の刊行


 1998〜2000年度文部省科学研究費補助金(国際学術研究・基盤研究(B))「ロシアの地域間の資金循環」の2回目の中間報告として、『スラブ研究 センター研究報告シリーズ』No.75が刊行されました。2000年1月のスラブ研究センター冬期シンポジウムでの報告論文3本などが収録されています。 [田畑]

◆ 新刊書のおしらせ ◆

 

 1995年から3年間継続した重点領域研究家田班「地方政治と政治文化」の成果公刊書であるOsamu Ieda, ed., The Emerging Local Governments in Eastern Europe and Russia: Historical and Post-communist Developmentsが、学振の学術出版助成を受けて、渓水社から出版されました。重点領域研究では研究成果を欧文で発表し、日本の研究を国外に発信 することが求めらていました。配布用には既に三冊のシンポジウム報告集等が欧文で出ていますが、市販用としては本書が最初の欧文刊行物となりました。内容 としては体制変動後から今日までの地方制度と地方議会の変遷が、歴史的視野も交えながらまとめらています。旧ソ連東欧圏の地方を西欧やアメリカと比べて理 解することもできますし、また地方制度ハンドブックとしても利用度が高いものになっています。執筆者は以下の通りです。序論:家田修、ウクライナ:松里公 孝、ポーランド:仙石学、ハンガリー:家田修、チェコ:佐藤雪野、スロヴァキア:長与進、ルーマニア:中島崇文、クロアチア/セルビア/モンテネグロ/ス ロヴェニア:石田信一、マケドニア:大庭千恵子、ブルガリア:木村真、ロシア:永綱憲悟。[家田]


◆ スラブ・東欧研究者名簿第6版 ◆


スラブ・東欧研究者名簿第6版は調査票の集約作業がようやく終わり、印刷作業に移りました。今回は調査票の往復はがきの発送から未着者への催促の仕事が ちょうど大学の夏休み期間にかかり、不在の方が多かったため作業が手間取りましたが、1488名の方から掲載可の返事をいただきました。調査に協力いただ き感謝申し上げます。根雪になる前に名簿の発行ができそうです。[大須賀]

みせらねあ  

矢 田 俊 隆 氏 ご 逝 去


 日本のハプスブルク帝国史研究のパイオニアであった北海道大学名誉教授、矢田俊隆先生が2000年7月14日に心不全のため横浜市の病院でご逝去されま した。享年は84歳でした。
矢田先生は1915年に三重県桑名市に生まれ、1940年に東京帝国大学大学院修了後、成蹊大学教授などを経て、1950年に北海道大学法経学部教授 (1953年からは法学部教授)に就任されました。北海道大学評議委員、法学部長などを歴任され、1979年には停年退官をむかえられ、その後は1986 年まで成蹊大学法学部教授を務められました。ドイツ近代史研究およびハプスブルク帝国研究で多くの業績を残されましたが、とくにそのハプスブルク帝国史研 究をとおして日本のスラブ研究の発展にも大きな寄与をされました。
1975年 スラブ研究施設設立 20周年祝賀会での矢田氏
 北海道大学在任中の1959年から1978年までの間、当時のスラブ研究施設の学内兼任研究員として、その研究・運営活動に参加されました。矢田先生の ハプスブルク帝国史研究は、活字になったものとしては『スラヴ研究』3号(1959年)に掲載された資料紹介「プラハに開かれた最初のスラブ民族会議が ヨーロッパ諸民族にあてた声明」が最初のものでありましたが、すでにその前年11月のスラブ研究施設研究報告会で「1848年のスラヴ民族会議について」 という報告をされています。矢田先生のハプスブルク帝国史研究は先生のスラブ研究施設での活動とともに始まったといえます。
1970年代には矢田先生が代表を務める研究グループが文部省特定研究「国際環境」に参加し、それがその後の施設発展の跳躍台となりました。また、 1978年2月にはスラブ研究センター設立準備委員となられ、同年9月の学内共同利用施設の昇格にもご尽力いただきました。
これまでの先生のスラブ研究施設、スラブ研究センターに対するご貢献に感謝申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。[林]


◆ センターで国連大学グローバル・セミナーを開催 ◆

 丹保総長の歓迎の挨拶

去る8月28日(月)から8月31日(木)の4日間、スラブ研究センターにおいて国連大学の第1回北海道グローバル・セミナーが開催されました。このセミ ナーは北海道では初めてですが、1985年から湘南セッションとして関東地域で開催されたのを皮切りに、今日では神戸、沖縄、島根で開催されています。今 回、初めて北海道大学が開催校になり、スラブ研究センターを会場に組織された背景には、タジキスタンで殉職された秋野豊氏の存在があります。秋野氏はスラ ブ地域を対象とするスラブ研究センターの研究仲間であり、北海道セッションには秋野基金が活用されることになったからです。
初日には丹保総長の歓迎の挨拶があり、日本予防外交センター会長の明石康氏と東京大学教授で北海道大学文学部出身の山内昌之氏が「国家と民族」についての 基調講演をおこないました。初日だけは公開講座ということで、170名の一般参加者がありました。 
2日目および3日目の午前中の講義では、「21世紀の国家と民族」というテーマの下に、合計8人の専門の先生方が講義をおこない、午後から夜にかけて13 -15人構成の4班に分かれてグループ・ディスカッションを集中的におこないました。最終日には各班の代表がディスカッションの成果を報告し、ヒンケル国 連大
 ヒンケル国連大学学長からの修了 証書授与
学学長から修了証書を授与されたわけです。このセッションの特徴は、受講生が徹底してディベートをおこない、最終的に各班の意見を班のリーダーが報告する ことにあります。プログラム委員の先生も受講生も、期間中ホテルで合宿という形をとり、班によっては意見をまとめるのに苦労し、徹夜組もありました。普 段、大学では経験できないこの種の勉強の方法に受講生が強い感銘を受けたことは、アンケートの結果からも容易に推察できます。ロジスティックの面を国際交 流課がお手伝いしました。来年は8月22日から小樽で第2回北海道セッションを開催する予定です。開催校は小樽商科大学です。[村上]


◆ 国連大学秋野記念フェローシップの募集 ◆


故・秋野豊氏を記念した「国連大学秋野基金」による「秋野記念フェローシップ」の第2回の募集が始まりました。これは、若い研究者(主に博士課程の院生や オーバードクター)に最長1年の現地調査や留学の機会を提供するためのものです。
全体テーマは「中央アジアの平和と環境」で、中央アジアの国際関係、政治、経済、社会、環境問題などに関する研究をおこなう人を主な対象としています。た だし地理的範囲は柔軟に解釈され、中央アジアないし中央ユーラシアに多少とも関係がある研究であれば、狭い意味での中央アジア専門の研究でなくとも受け入 れられます。
このフェローシップを使って2001年に現地調査・留学を希望する人は、2000年11月15日までに研究提案(英語)を国連大学に提出しなければなりま せん。詳しくは、インターネットの国連大学のページ(http://www.unu.edu/akino/announce.html)をご覧ください。 [宇山]


◆ 人物往来 ◆


ニュース82号以降のセンター訪問者(道内を除く)は以下の通りです(敬称略)。[村上/大須賀]
7月 5日 金 * 英(東大・院)
7月 10日 後藤正憲(阪大・院)、中澤達哉(早大・院)
7月 12日 アルセーニエフ(Vladilen Arsen'ev)(NTV映画/ロシア)、アイメルマッハー
 〜14日 (Karl Eimermacher)(ルール大/ドイツ)、エルマコワ(Liudmila Ermakova)(神戸市外大)、ゲニス(Alexander Genis)(ラジオ・リバティ/米国)、メーリニコワ(Irina Mel'nikova)(同志社大)、プリゴフ(Dmitri Prigov)(詩人/ロシア)、スモレンスキー(Vadim Smolenskii)(会津大)、ソローキン(Vladimir Sorokin)(東京外大)、トーロプ(Peeter Torop)(タルトゥー大/エストニア)諫早勇一(同志社大)、今田和美、岩浅武久(帝京大)、岩田賢司(広島大)、上田洋子(早大・院)、宇多文雄 (上智大)、梅津紀雄(東大)、梅村博昭(東京農大)、大須賀史和(東京外大)、太田丈太郎(熊本学園大)、小椋彩、貝澤哉(早大)、柿沼伸昭(東大)、 亀山郁夫(東京外語大)、川端香男里(川村学園女子大)、川辺秀治(現代思潮新社)、北見諭(早大)、木部敬(東京外大・院)、木村崇(京大)、高木美菜 子(創価大・非)、高橋清治(東京外大)、武田昭文(富山大)、楯岡求美(神戸大)、中村唯史(山形大)、中村喜和(共立女子大)、西周成、西中村浩(東 大)、西村可明(一橋大)、沼野恭子(東京外大)、沼野充義(東大)、野中進(埼玉大)、馬場朝子(NHK東京)、前田恵(阪大)、三浦清美(電気通信 大)、南塚信吾(千葉大)、村山久美子(横浜市大)、毛利公美(東大)、安原雅之(山口大)、吉岡ゆき、吉田薫、吉田知子、渡辺雅司(東京外大)、渡辺侑 子(神戸市外大)、和田春樹
8月 28日 豊川浩一(明治大)
8月 31日 ヒンケル(Hans J.A.van Ginkel)(国際連合大学学長)
9月 5日 Zhang Ying(新彊社会科学院中亞研究所/中国)
9月 7日 岩下明裕(山口県立大)
9月 12日 メンシンガー(J.Mencinger)(リュブリアナ大学学長/スロヴェニア)
9月 14日 泊秀行(参議院外交・防衛委員会)加藤方五(同)、笹本浩(同)
9月 19日 ウェーバー(Shlomo Weber)(南メソジスト大/米国)
9月 27日 小町恭士(国際協力事業団)
10月 25日 ハンソン(Philip Hanson)(バーミンガム大/英国)

◆ 研究員消息 ◆


村上隆研究員は2000年7月19日、網走市市民大学において「サハリンの石油開発と環境」について講師をつとめた。また7月27日〜8月7日の間、科学 研究費研究「サハリン大陸棚石油・天然ガスの『開発と環境』に関する学際的研究」のアラスカ現地調査のため、米国に出張。
家田修研究員は7月21日〜8月6日の間、科学研究費研究「旧ソ連・東欧諸国における農村経済構造の変容に関する現地調査」と「国際会議《日本と中欧との 対話》での研究報告」のため、ハンガリー他に出張。また、10月18日〜11月15日の間、科学研究費研究「旧ソ連東欧諸国における農村経済構造の変容」 のための現地調査と意見交換のためハンガリー他に出張。
塚崎今日子研究員は7月18日〜8月9日の間、科学研究費研究「90年代ロシアにおけるポストモダニズム文芸の総合的研究」に関するフォークロア調査のた めロシアに出張。
松里公孝研究員は7月28日〜8月17日の間、科学研究費研究「脱共産主義国におけるリージョン・サブリージョン政治」の成果発表および出版準備のため フィンランド他に出張。
林忠行研究員は7月19日から8月20日の間、「チェコスロヴァキアにおける私有化の政治」研究のための資料収集のためチェコ他に出張。また、10月25 日〜11月5日の間、科学研究費研究「旧ソ連東欧諸国における農村経済構造の変容」の研究会出席及び資料収集のためチェコに出張。
田畑伸一郎研究員は7月25日〜8月16日の間、科学研究費研究「ロシアの地域間の資金循環」に関する調査のためフィンランド他に出張。
山村理人研究員は9月2日〜30日の間、科学研究費研究「ロシアの地域における農業構造変動の比較研究」と「OECD農業政策審査会議」への出席のためロ シア他へ出張。
井上紘一研究員は9月4日〜29日の間、科学研究費研究「サハリンの開発と環境」プロジェクトにかかる現地調査のためロシアに出張。また、10月18日 〜11月8日の間「B.ピウスツキシンポジウム出席」及び「西欧各地のピウスツキの足跡調査・資料収集」のためポーランド他に出張。
宇山智彦研究員は9月16日〜10月9日の間、「中央アジアにおける共属意識とイスラムに関する歴史的研究」に関する現地調査及び資料の収集のためロシア に出張。


★「この論文のリファレンス、ページ番号が抜けてるぞ。なになに、Russian Review誌の1996年版、これなら図書館に行けばあるな。」と思って行ったが、ない。「なんだ、まだ製本されてないのか...」と、スラ研雑誌室に 行ってみたが、ここにもない。T氏に尋ねるとおもむろにカギを手に、向かいの部屋へ直行。そこには製本済みの雑誌が整然と並べられている。ようやくページ 番号を調べることができ、一件落着。ところで、どうしていつまでもこんな部屋に置いておくの? 図書館のあるべき場所に移動させる予定は? 私みたいな人 が来る度に仕事を中断して、カギを持って案内しているの? T氏の顔にはかすかに困惑と諦めの表情が浮かんだ。★外川氏の言うように蔵書の豊富さがスラ研 の大きな存在理由であるのだが、またヒッキー氏が感心したようにライブラリー・スタッフは日々熱心に仕事に取り組んでいるのだが、「スペース不足」とい う、多くの大学図書館が抱えているであろう問題がここでも大きな影を落としている。スラブ関係ではごくポピュラーな雑誌の、最近の号が手軽に閲覧できない なんて。★『捨てる! 技術』という本がベストセラーになっている。「いつか必要になるかも...と取っておくなんてナンセンス。今必要でないのなら“い つか”は来ないと考えていい」というようなことが書いてある。さっそく家の屋根裏部屋を総ざらいした。もう読みそうもない古本は全部フリーマーケットに出 してスッキリいい気分である。しかし、国民の税金で購った国の備品である図書館の本は、そういうわけにいかないんだろうし、難しいなあ...とひとり考え る秋の夜長であった。


エッセイ:    
    M.ヒッキー センターでの生活 p.4
    S.ラコバ 日本の起伏 p.6
    楯岡求美 迷宮への招待 p.8
    外川継男 スラ研の思い出(第9回) p.11
    木村 汎 中欧と日本との間の新対話 p.14
    松里公孝 タンペレからストックホルムへ p.15
    田畑伸一郎 タンペレのICCEES世界大会に 参加して p.20



 

 


2000年10月31日発行
編集責任 大須賀みか
編集協力 家田 修
発行者 村上 隆
発行所 北海道大学スラブ研究センター
060-0809 札幌市北区北9条西7丁目
Tel.011-706-3156、706-2388
Fax.011-706-4952
インターネットホームページ:
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/

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