2004年度
夏期国際シンポジウム
in English
21世紀のシ ベリア・極東:「アジア共同体」のパートナー
2004年7月14日(水)〜 16日(金)
SRCホーム

センター案内図

周 辺の宿泊施設案内

過去の シンポジウム:一覧表とプログラム--->


発 表者プロフィール
7月14日(水)

オープニング・セッション 「シベリア・極東の再定義」



ヴァレリィ・クレショフ
(ロシア科学アカデミーシベリア支部 経済産業生産組織研究所・所長 ノボシビルスク、ロシア)

・『資源:経済と節約』、ナウカ、1990年
・『西シベリア石油・ガスコンビナートの長期計画』、ナウカ、1987年

ギルバート・ローズマン(プリンス トン大学・教授、アメリカ)

・『東北アジアの妨げられた地域主義:グローバリゼーションの影に潜む相互不信』、ケンブリッジ大学出版、2004年
・『ゴルバチョフ期への日本の反応 1885-1991年』、プリンストン大学出版、1992年



7月15日(木)

第1セッション 「シベリア・極東の地域経 済」

ヴャチェス ラフ・シルベルストフ
(ロシア科学アカデミーシベリア支部 経済産業生産組織研究所・副所長 ノボシビルスク、ロシア)

・「垂直的権力が強い状況下でのロシアの連邦制と地域政策」、『リージョン:経済学と社会学』、2004年、第1号
・「シベリアの科学的基盤を発展させるための社会・経済戦略とその遂行」(V.クレショフと共著)、『ロシアのマクロ・リー ジョン戦略』、モスクワ、2004年

殷剣平 (中国黒龍江省社会科学院シベリア研究所・教授 ハルビン、中国)

・『シベリアとロシア極東:国際政治経済関係の発展』(共著)、世界知識出版社、2002年
・『ロシア東部の経済社会発展の概要』(共著)、黒龍江教育出版社、2001年

高橋浩 (ロシア東欧貿易会ロシア東欧経済研究所・次長)

・「ロシアの体制移行の進捗状況:投資不足の転換の可能性について」、『経済科学研究所紀要』,日本大学経済科学研究所、 2002年3月、第32号
・「日本の対CIS経済関係:ソ連解体後10年間の日本企業の経験と展望」、『わが国企業の対CIS進出拡大法案』大韓民国 輸出入銀行、2001年



第2セッション 「アジアにおける安全保 障の十字路」(ラウンドテーブル)

セルゲイ・セヴァスチャノフ
(ウ ラジオストク国立経済大学・副学長 教授 ウラ ジオストク、ロシア)

・『東北アジアの経済、貿易、教育における国際協力』(編著)、ウラジオストク、2003年
・『ロシア極東発展の戦略とその国際的局面』ロシア科学アカデミー極東支部経済研究所、ハバロフスク、2003年

中野潤三(鈴鹿国際大学・教授)

・「ロシアの国益と北朝鮮の核問題・体制変革」、『ロシア外交の現在T』(21世紀COE研究報告集第2号)、2004年
・「ロシアの朝鮮半島政策」、『プーチン政権下ロシアの対アジア・太平洋外交』(平成12年度外務省委託研究報告書)、 2001年

倪孝銓 (中国社会科学院ロシア東欧中央アジア研究所・教授 北京、中国)

・(調査報告)「アメリカ合衆国の対ロシア政策」、2002年
・(調査報告)「9.11事件後のロシア−アメリカ合衆国との関係」、2002年

チョン・ジェホ (ソウル国立大学・教授 ソウル、韓国)

・『竜と鷲の狭間で:韓国・中国の相互主義とアメリカ合衆国』(近刊)
・『中国における中央支配と地方の裁量:ポスト毛沢東・脱集団化時代におけるリーダーシップとその遂行』オックスフォード大 学出版、2000年



第3セッション 「北東アジアにおけるエネルギー問題:協力か対立か」

ヴィ クトル・カラシニコフ
(ロシア科学アカデミー極東支部 経済研究所エネルギー油層経済調査部門・部長 ハバロフスク、ロシア)

・『地域経済の戦略計画における諸問題』ウラジオストク、2001年
・「ロシア極東におけるエネルギー動向分析と安全保障の展望」安全保障と持続する発展ノーチラス研究所の東アジア未来エネル ギー・プロジェクト報告書、バークレー、2000年

ペク・クヌク(英国王立国際問題研究 所・研究員 イギリス)

・『中国天然ガス報告の監督』(共著及び監修)、中国OGP・新華社通信・王立国際問題研究所、1998年
・『北東アジアの天然ガスと石油:政策、プロジェクト、展望』王立国際問題研究所、1995年

十市勉(日 本エネルギー経済研究所・常務 理事)

・『エネルギーと国の役割-地球温暖化時代の税制を考える』コロナ社、2001年
・『石油:日本の選択』日本能率協会マネージメントセンター、1993年



7月16日(金)

第4セッション 「サハリン(樺太)とクリル(千島)の歴史」

ミハイル・ヴィソコフ
(サハリン国立大学歴史・社会・行政学研究所・所長、ユジノサハリンスク、ロシア)

・『20世紀初頭のロシア帝国における遠距離通信技術の出現について』サハリン国立大学、2003年
・『サハリン経済』(共著)、サハリン、2003年

長谷川毅 (カリファルニア大学サンタバーバラ校・教授)

・『敵との競争:スターリン、トルーマン、そして日本の全面降伏』ハーバード大学出版(近刊)
・『北方領土問題と日ロ関係』筑摩書房、2000年



第5セッション 「チェーホフ・サハリン・日本」

インガ・ツペンコワ (チェーホフ「サハリン島」博物館・館長 ユジノサハリンスク、ロシア)

・『チェーホフの旅行記を読む:「歴史はここに生きる」』、サハリン州アーカイヴ、2003年
・『新世紀におけるチェーホフ博物館構想』、ピャチゴルスク、2003年

アンドリュー・ダーキン (インディアナ大学・教授、米国)

・『セルゲイ・アクサコフとロシアの牧歌』ラトガース大学出版、1983年
・「チェーホフのドフトエフスキーへの返信」、『スラヴ・レビュー』、1981年

望月恒子 (北海道大学文学部・助教授)

・「亡命自伝文学における記憶の表現―時制と構文の特徴」、『スラヴ学論叢』第5号、北海道大学文学部ロシア語ロシア文学研 究室、2001年
・「空間と時間を越えて:ブーニンとモダニズム」、『日本ロシア東欧研究』、第17号、1996年



第6セッション 「日ロ漁業関係:過去・現在・未来」

アナトリー・マンドリク (ロシア科学アカデミー歴史・考古学・民族学研究所・教授、ロシア)

・『ロシア極東史 1922年‐1940年』(論集、近刊)
・『ロシア極東における漁業の歴史 1927年‐1940年』

神長英輔 (東京大学・日本学術振興会特別研究員)

・「プリアムール総督府管内における漁業規制と漁業振興:1884-1903」、『ロシア史研究』、第73号、2003年
・「北東アジアにおける近代捕鯨業の黎明」、『スラヴ研究』、第49号、2002年

荒井信雄 (北海道大学スラブ研究センター・教授)

・「サハリン大陸棚開発と水産資源利用者の立場」、『サハリン大陸棚石油・天然ガス開発と環境保全』、北海道大学図書館刊行 会(2003年)
・「水産資源の利用という側面から見た北方4島」、『ロシア人との共生による望ましい地域社会の形成に向けて』、釧路公立大 学地域経済研究センター、2001年








  HOME