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「国境観光:地域を創るボーダースタディーズ」プロジェクトの始動

「国境観光:地域を創るボーダースタディーズ」は日本学術振興会委託事業『課題設定による先導的人文・社会科学研究推進事業』(実社会対応プログラム)に採択され、2013年10月から本ユニットを中心に事業が始動しました。周りを海に囲まれた日本では、これまで国境(ボーダー)を観光資源として活用しようとする試みが本格的になされることはありませんでした。本事業は昨今、紛争の側面ばかりが強調される日本の国境・境界地域の振興をはかり、地域に暮らす人々に貢献することを目的としています。本ユニットに北海道大学の観光学専門家が加わり、これを拠点として九州大学と中京大学の研究者が分担者として参画します。また本事業の基軸は、実務者との連携による社会貢献ですが、境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)に結集する全国の自治体や地域のシンクタンクが総力をあげて取り組む予定です。今後、本ユニットのホームページ上で「ボーダーツーリズム(国境観光)」の研究や組織に関わる様々な情報や成果を提供していく予定です。

(研究代表者 岩下明裕)

 

  • 花松泰倫氏(九大、前北大スラブ研究センターGCOE学術研究員)による、対馬での国境観光に関するオピニオン記事が西日本新聞(2014年6月27日朝刊)に掲載されました!同紙オンライン版での記事リンクはこちら
  • 国境観光プロジェクトの最初の成果刊行物である『国境の島・対馬の観光を創る』についての情報はこちら


「ボーダースタディーズによる国際関係研究の再構築」(科研費基盤研究(A))

グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成:スラブ・ユーラシアと世界」は2013年度末で終了しましたが、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターを拠点とする新たな境界研究の研究プロジェクが科研費基盤(A)として採択されました。2014年度から2017年度までの4年間のプロジェクトとして行われます。本プロジェクトでは、主権国家間の関係やパワーに基づいた従来からの国際関係論の分析手法を乗り越え、これまで捨象されてきた国家間の空間的近接性、国境・境界の問題という、国際関係を規定する本質的なファクターに焦点を当てます。国際関係論、政治地理学を軸として経済学、歴史学、環境学などを専門とする研究者が加わり、境界地域のミクロな「生活圏」を足場とした「下からの」政治地理学、「新しい地政学」を誕生させ、展開してゆきます。
(研究代表者 岩下明裕)
本プロジェクトの研究組織
研究代表者  岩下 明裕   北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・教授
研究分担者  田畑 伸一郎   北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・教授
 田村 慶子   北九州市立大学大学院社会システム研究科・教授
 八谷 まち子   九州大学大学院法学研究科・教授
 古川 浩司   中京大学法学部・教授
連携研究者  川久保 文紀   中央学院大学法学部・准教授
 山崎 孝史   大阪市立大学大学院文学研究科・教授
 山根 聡   大阪大学大学院言語文化研究科・教授
 花松 泰倫   九州大学持続可能な社会のための決断科学センター・講師
 地田 徹朗   北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・助教