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2014.07.02

岩下明裕編著『領土という病 ― 国境ナショナリズムへの処方箋』刊行される

岩下明裕編著『領土という病 ― 国境ナショナリズムへの処方箋』刊行される

 国境地域の実情をふまえ領土問題を考える一冊!本書は、領土や国境について語る際、まるで「病」に罹患したような日本の言論状況を乗り越えるべく、北方領土、竹島、尖閣という領土問題を、国際政治の動向やローカルな国境地域の実情をつぶさに見据えつつ討議したシンポジウムや対談の記録から成っております。本書では、国際関係論、地域研究、政治地理学、政治思想、歴史学など、様々な知見から領土問題に取り組む研究者と、領土問題を追うジャーナリストが熱い議論を繰り広げており、境界研究の学際的・実践的展開を伝える一冊となっております。2014年7月刊。現在、書店にて好評発売中です。978-4-8329-6792-2.jpg

『領土という病―国境ナショナリズムへの処方箋』
岩下 明裕編著
出版社: 北海道大学出版会
定価: 2,592円 (本体価格2,400円+税)


執筆者

岩下 明裕(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
山﨑 孝史(大阪市立大学大学院文学研究科・文学部教授)
福原 裕二(島根県立大学大学院北東アジア開発研究科・総合政策学部准教授)
本間 浩昭(毎日新聞社北海道支社報道部根室記者)
土佐 弘之(神戸大学大学院国際協力研究科教授)
若宮 敬文(日本国際交流センターシニア・フェロー、元朝日新聞主筆)
本田 良一(北海道新聞社編集局報道センター編集委員)
和田 春樹(東京大学名誉教授)
岡田  充(共同通信社客員論説委員)
天児  慧(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)

本書の詳細な情報につきましては、北海道大学出版会ホームページをご覧ください。