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日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか



編著: 岩下明裕

2009 年 12月
北海道大学出版会 (出版 社のページへ)
ISBN 978-4-8329-6717-5
定価1600円

スラブ・ユーラシア叢書第8巻『日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか
』(岩下明裕編著)が刊行されました。


目   次


序章
岩下明裕
「辺境」からの問いかけ
1

第1部
海洋国家日本−「呪縛」との闘い
第1章
山田吉彦
海に広がる国境の島々
15
第2章
長嶋俊介
離島と国境−行政概史と経営戦略
35
第3章
黒岩幸子
北辺国境地帯「北方領土」
65
第4章
原貴美恵
北方領土問題解決試案−北欧のオーランド・モデルから
93
<エッセイ>
工藤信彦
国境幻想−樺太で生まれ育ったものとしての
115
<エッセイ>
須藤真哉
北方領土問題の打開へ−カギ握る戦略的「四島返還」
123

第2部
国境イニシアチブ−「辺境」からのまなざし
第5章
田村慶子
国境島嶼を考える−小笠原国境シンポジウムから
135
第6章
古川浩司
国境地域の挑戦−自治体主導の「国際政策」にむけて
149
第7章
山上博信
「屋敷まわり」としての小笠原
179
第8章
佐藤由紀
国境島嶼・小笠原の位置どりと国境意識−母島におけるアンケート調査を手がかりとして
199
第9章
金成浩
オキナワ・パブリック・ディプロマシー
225


あとがき−「境界研究の拠点形成」にむけて
243
<詩>
工藤信彦
国境
i


領土
133

索引



執筆者紹介