スラブ研究センターニュース 季刊 2012 年冬号No.128 index

図書室だより

南サハリン占領初期のソ連文書

 樺太連盟の工藤信彦氏および、センター元研究員の原暉之北大名誉教授の仲介により、セ ンター図書室は、1945 年8 月にソ連が日本領樺太に侵攻して以後、ソ連政府による初期の 南サハリン統治に関する、サハリン州国立文書館Государственный архив Сахалинской области の収蔵文書の写しを入手することができました。 この史料は、元富山国際大学教授の白鳥正明氏が、1990 年代の後半に現地で収集したもので、 民政局や現地のソ連側金融機関が、1945-1950 年に作成した史料を含んでいます。 これらの史料は、小型段ボール1 箱に収められ、現在はとりあえず未登録ですが、白鳥氏 の作成したリストにより概要を把握することができます。図書室としては、今後、適宜、整理・ 登録を進める予定です。
[兎内]

図書室だより

モスクビチャニン誌(マイクロフィルム)の完結

 センターニュース126 号(2011 年夏)でお知らせしました、モスクビチャニン誌(1841-1856 年)のマイクロフィルム購入は、昨秋に完結しました。
[兎内]

図書室だより

工藤幸雄氏および松本忠司氏旧蔵資料の整理状況

 センターニュース118 号(2009 年夏)でお知らせしました工藤幸雄氏旧蔵資料については、 昨年末までに、図書の整理がほぼ終了しましたので、お知らせします。雑誌、その他のファ イル類は、登録・整理待ち状態です。 同124 号(2011 年冬)でお知らせしました松本忠司氏旧蔵資料については、年明けから図 書の整理が進み、もうじき終わる見通しです。こちらの雑誌の分は、先行して整理済みです。
[兎内]

→続きを読む
スラブ研究センターニュース No.128 index