スラブ研究センター・国際スラヴィスト会議スラヴ語文法構造研究部会共催
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20111111_13
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「スラヴ諸語における文法化と語彙化」
日時:2011年11月11日(金)~13日(日)
会場:北海道大学スラブ研究センター(SRC)
4階大会議室(403号室)
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使用言語:英語、ロシア語
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共催:
北海道大学グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成:スラブ・ユーラシアと世界」
日本西スラヴ学研究会、日本スラヴィスト協会、新学術領域研究「ユーラシア地域大国の比較研究」第6班
プログラム
11月11日(金)14:00~18:05

14:00-14:20
全体開会式

1.1.望月哲男(スラブ研究センター)

1.2.プレドラグ・ピペル(国際スラヴィスト会議スラヴ語文法構造研究部会長)
14:20-16:20
第1セッション「文法化の指標としての『一致』」

司会:橋本聡(北海道大学)

・四位エレオノラ(神田外語大学)


「文法化とブルガリア語l分詞:テンス・アスペクトからモダリティへの意味・機能の変容」

・ヤン・イヴァー・ビョルンフラテン(オスロ大学、ノルウェー)


「構文に起因する文法化:古代教会スラヴ語における述語的分詞の一致の消失と脱カテゴリー化」

・丸山由紀子(東京外国語大学)


「中世ロシアの聖者伝における双数形の用法について:文法および意味的なファクター」

・鈴木理奈(札幌医科大学) 


「ロシア語の前置詞および前置詞的単位」






休憩15分





16:35-18:05
第2セッション「スラヴ諸語の類型・対照研究の諸相」

司会:越野剛(スラブ研究センター)

・金子百合子(岩手大学)


「語りのテクストにおける動詞アスペクトの優勢素の機能:ロシア語と日本語との比較」

・ロムアルド・フシチャ(ワルシャワ大学、ポーランド)


「西スラヴ諸語における敬語の文法化」

・アンドリイ・ダニレンコ(ペース大学、アメリカ)


「ヨーロッパ言語地図の中のウクライナ語」
18:45-
スラヴ研究センター主催による懇親会
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11月12日(土)  9:00~17:15

9:30-9:40
文法研究部会会議開会式(司会:プレドラグ・ピペル)

1.1.佐藤純一名誉組織委員(東京大学)の挨拶
9:40-10:20
特別講演1(司会:プレドラグ・ピペル)

・三谷惠子(京都大学)

「MIMOについて:スラヴ諸語における語彙化に関する一考察」


休憩10分

10:30-12:30
研究部会第1セッション「形態カテゴリーにおける文法化の諸相」

司会:ユーリー・アプレシャン(ロシア語研究所、ロシア)

・ボリス・ノルマン(ベラルーシ国立大学、ベラルーシ)

「文法化のプロセスに照らしたスラヴ諸語の所有代名詞第3人称形の発達」

・ロザンナ・ベナッキオ(パドヴァ大学、イタリア)

「言語接触状況における文法化:レジア方言における冠詞の発達」

・プレドラグ・ピペル(ベオグラード大学、セルビア)


「セルビア語の派生的女性名詞の文法化について」

・イェンス・セレンセン(コペンハーゲン大学、デンマーク)


「ロシア語における有生性はサブ・ジェンダーか?」

12:30-14:00
昼食・休憩

14:00-15:30
研究部会第2セッション「文法と語彙の相互作用1」

司会:エレーナ・パードゥチェヴァ(全ロシア科学・技術情報研究所、ロシア)

・リュボミール・ポポヴィッチ(ベオグラード大学、セルビア)

「談話と文法、談話と語彙の相互作用:セルビア・クロアチア語およびその他のシト方言を基礎とする標準語における擬声語的間投詞の用法について」

・グレヴィル・コーベット(サリー大学、イギリス)

「語彙化とパラダイム構造:スラヴ諸語における主要例」

・ルセリナ・ニツォロヴァ(ソフィヤ大学、ブルガリア)

「文法化に生じる形式変化と意味変化の相互関係」


休憩15分

15:45-17:15 研究部会第3セッション「文法と語彙の相互作用2」

司会:ルセリナ・ニツォロヴァ(ソフィヤ大学、ブルガリア)

・ヴィクトル・フラコフスキー(ロシア科学アカデミー言語学研究所、ロシア)


「動詞語彙素および文法的形態素によって表現されうる意味のステータスについて(byt’とpritvorjat'sjaの意味)」

・ハンヌ・トンモラ(タンペレ大学、フィンランド)


「不確実(非現実)的な比較表現の指標について」

・オリガ・ボグスラフスカヤ(ヴィノグラードフ名称ロシア語研究所、ロシア)


「ロシア語形容詞の限界性と非限界性」


18:15-
日本スラヴィスト協会主催による懇親会
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11月13日(日)    9:40~17:25

9:40-10:20
特別講演2(司会:プレドラグ・ピペル)

・服部文昭(京都大学)


「文法化か否か:初期古ロシア語における過去時制の用例より」


休憩10分

10:30-12:30 研究部会第4セッション「動詞カテゴリーの諸問題:アスペクト、モダリティ、ヴォイス」

司会:グレヴィル・コーベット(サリー大学、イギリス)

・エレーナ・パードゥチェヴァ(全ロシア科学・技術情報研究所、ロシア)


「完了アスペクトの瞬間動詞とその相関関係にある状態動詞について」

・エレーナ・ペトロスカ(キリル・メトディ名称スコピエ大学、マケドニア)


「マケドニア語の伝聞法(文法化と語彙化)」

・カロリーナ・スクヴァルスカ(チェコ共和国科学アカデミー・スラヴ学研究所、チェコ)


「意味的なヴォイスの諸構造における語彙の役割」

・野町素己(スラブ研究センター)


「言語接触に起因する文法化の例としての受動構文-カシュブ語およびその他のスラヴ語を題材に」

12:30-14:00 昼食・休憩

14:00‐
ラウンド・テーブル「語彙の中の文法、文法の中の語彙」
14:00-15:40 報告

司会:ユーリー・アプレシャン(ヴィノグラードフ名称ロシア語研究所/ハルケーヴィッチ名称情報伝達問題研究所、ロシア)

・ユーリー・アプレシャン(ヴィノグラードフ名称ロシア語研究所/ハルケーヴィッチ名称情報伝達問題研究所、ロシア)

「語彙の中の文法、文法の中の語彙」

・アドリアン・バレンツェン(アムステルダム大学、オランダ)

「接続詞POKAの記述の諸問題」

・イーゴリ・ボグスラフスキー(ハルケーヴィッチ名称情報伝達問題研究所、ロシア/マドリード工科大学、スペイン)


「『統語論的衝突』の解決方法の文法化について」

・アンドレヤ・ジェレ(フラン・ラモウシュ名称スロヴェニア語研究所、スロヴェニア)


「語形成要素としての感情性(スロヴェニア語を題材に)」

・レオニド・イオムディン(ハルケーヴィッチ名称情報伝達問題研究所、ロシア)


「ロシア語の『ミクロ統語論』」

15:55-17:15
対局討論および総合討論

17:15-17:25 閉会式

5.1.プレドラグ・ピペル(国際スラヴィスト会議スラヴ語文法構造研究部会長)

5.2.野町素己(スラブ研究センター)

17:25-18:00 部会委員事務連絡会議(非公開)

19:00- 日本西スラヴ学研究会主催による懇親会
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組 織委員会:
名誉組織委員:

佐藤純一(東京大学名誉教授、日本スラヴィスト協会名誉会長)
 
栗原成郎(東京大学名誉教授)
 
組織委員:





プレドラグ・ピペル(委員長、ベオグラード大学)
piperm@eunet.rs
望月哲男(副委員長、スラブ研究センター)
 
橋本聡(北海道大学)
 
中島由美(一橋大学)
 
越野剛(スラブ研究センター)
gkoshino@slav.hokudai.ac.jp
野町素己(事務局、スラブ研究センター)
mnomachi@slav.hokudai.ac.jp

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