2007 年度スラブ研究センター夏期国際シンポジウム in English
ス ラブ・ユーラシアと隣接世界におけるエネルギーと環境の問題
北 海道大学スラブ研究センター
21世紀COEプログラム「スラブ・ユーラシア学の構築」
後援:北海道大学低温科学研究所、地域研究コンソーシアム
2007 年7月4日(水)~ 6日(金)
場 所:北海道大学スラブ研究センター大会議室(423号室)
使用言語:英語・ロシア語(英ロ同時通訳付き)
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*Update July 2
プログラム
7 月4日(水)

9:30-15:00
登録
第4回次世 代国際ワークショップ
15:30-15:50
開会  

15:50-18:00
第 1セッション : ロ シアとアジアの間の石油・ガスパイプライン
Papers:
マシュー・セガーズ(ケンブリッジ・エネルギー研究所、米国)

ロシアの石油・ガスパイプライン戦略とアジ アへの新パイプライン

イワン・アルザマスツェフ(太平洋地理学研究所、ウラジオストク)

東シベリア・太平洋石油パイプラ インの建設 (ロシア語)(英語版フルテキスト―図版 を除く―)

伊藤庄一(環日本海経済研究所) 

アジア太平洋地域に対するロシアのエネルギー外 交:モスクワの野望は打ち砕かれているか
討論者:
本村真澄(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
司会:
田畑伸一郎(SRC)

18:00-
ビール・パーティ(420号室)

7 月5日(木)
9:30-12:00
第 2 セッ ション: ロ シアとヨーロッパの間の石油・ガスパイプライン
Papers:
イェジ・ノヴァコフスキ(ワルシャワ大学、ポーランド)

エネルギー市場の独占に基づくロシアの中東欧への影響

ゲディミナス・ヴィトクス(ビリニュス大学、リトアニア)

ロシアのパイプライン外交:リトアニアの見 方

マルガリータ・バルマセーダ(シートン・ホール大学、ハーバード大学、米国)

汚職、仲介会社、エネルギー安全保 障:ロシアのアクターによる政策と利益のためのエネルギー利用についての 『裏返し』の見方

藤森信吉(SRC)

ウクライナ外交とエネルギーパイプライ ン
討論者:
ヴィタリー・メルクシェフ(ユーラシア政治研究ネットワーク、モスクワ)
司会:
松里公孝(SRC)

13:30-15:40
第 3セッ ション : エ ネルギー帝国としてのロシア
Papers:
マーシャル・ゴールドマン(ハーバード大学、米国)

ウクライナとガスプロム:欧州連合にとっ ての厳しい教訓

塩原俊彦(高知大学)

ガスプロムとロシア政府:パイプライン 政策をめぐって

ジェシカ・アリーナ=ピサーノ(オタワ大学、カナダ)

石油・土地関係:ロシア連邦 における国有化への経路としての私有化
討論者:
上垣彰(西南学院大学)
司会:
袴田茂樹(青山学院大学)

16:00-18:10  
第 4セッ ション : 中 央アジアの環境史と生態系:総合地球環境学研究所との共同企画
Papers:
ウラジミル・アイゼン(アイダホ大学、米国)

中央アジアの気候および水資源の変化と予想される影響

藤田耕史(名古屋大学)

アイスコア、年輪、人間生活 (英語版アブストラクト)

森本幸裕(京都大学) 

中央アジア乾燥地生態系の指標種として のペリカンの生息地について
討論者:
窪田順平(総合地球環境学研究所)
司会:
宇山智彦(SRC)

18:40- 
懇親会(アスペン・ホテル)

7 月6日(金)
9:30-12:00
第 5セッ ション : 東 北アジアの環境問題
Papers:
ビクトル・クリュコフ(アムール川流域における持続可能な発展調整委員会、ハバロ フスク)

アムール川流域におけるエコロジーの観点 からの持続可能な発展の可能性(ロシア語)
(英語版アブストラクト)

セルゲイ・マスレンニコフ(海洋生物学研究所、ウラジオストク)

極東沿岸の海洋生物資源:エコロ ジーと経済の観点から見たその合理的な利用(ロシア語)
(英語版アブストラクト)

三寺史夫(北海道大学低温科学研究所)

環オホーツク地域の環境問題

片山博文(桜美林大学)

東北アジアにおけるエコロジー的近代化
討論者:
荒井信雄(SRC)
司会:
堀江典生(富山大学)

13:30-15:40
第 6セッ ション : ソ 連における環境汚染と環境意識の向上
Papers:
ドナルド・フィルツァー(イースト・ロンドン大学、英国) 

汚染されるプロレタリアート:スターリン 時代後期(1945~1953年)のロシア工業地域における都市の 水供給と河川の汚染

ゼーエフ・ウォルフソン(ヘブライ大学、イスラエル) 

ソ連の環境問題:1960年代から 1980年代まで

今中哲二(京都大学) 

チェルノブイリ事故による放射能汚染と社 会的影響
討論者:
マーシャル・ゴールドマン(ハーバード大学、米国)
司会:
デイビッド・ウルフ(SRC)

16:00-18:10
第 7セッ ション : ユー ラシアにおける海と陸の安全保障
Papers:
佐藤考一(桜美林大学)

中国と海洋紛争:スプラトリー諸島と尖閣列島の 事例の比較

G.V.C.ナイドゥ(防衛研究所、インド)

インドとユーラシア外縁地域の安全保障

モハンマド・ハッサン・ハニ(イマム・サディク大学、イラン)

ユーラシアにおけるエネルギーと安全保障の枠 組み:イランの見方
討論者:
マーク・キャッツ(ジョージメイソン大学、米国)
司会:
岩下明裕(SRC)

7 月7日(土)

科研研究会ほか

2007年度夏期国際シンポジウム実行委員会:

田畑伸一郎

荒井信雄

山村理人

青島陽子
E-mail:
 ses-coe@slav.hokudai.ac.jp

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