スラブ研究センターニュース 季刊 2007 年春号 No.109


学界短信


◆学会カレンダー◆

2007年

6月2-3日
比較経済体制学会第47 回全国大会 於富山大学
詳しい情報は http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaces/index.html

7月4-6日
スラブ 研究センター夏期国際シンポジウム

10 月20-21 日
 ロシア・東欧学会 於大阪大学

11 月10-11 日
 シンポジウム「明日の世界を求めて:ロシア革命から90 年」 主催:ロシア革命90 年シンポジウム実行委員会

11 月15-18 日
米国スラブ研究促進学会(AAASS)年次大会 於ニューオーリンズ

12月5-7日
スラブ 研究センター冬期国際シンポジウム
2010年

7月26-31日
ICCEES (中東欧研究国際評議会)第8回世界会議 於ストックホルム

センターのホームページにはこの他にも多くの海外情報が掲載されています。

[大須賀]


大学院だより

新年度のスラブ社会文化論専修( 文学研究科) の在学生は以下のとおりです。

[望月]
氏名
学年
専門
指導教 員(正/副)
天野尚樹
D3
北東アジア国際関係史:日本・中国・ロシアの国境概念
岩下
ウルフ
倉田有佳
D3
在日亡命ロシア人
岩下
荒井
山本健三
D3
ロシア政治思想史におけるドイツ人・ポーランド人
松里
望月
水谷 剛
D3
テレキ・パール研究
家田

秋山徹
D3
帝政ロシア植民地時代の中央アジアに関する研究
宇山
前田
須田将
D3
中央アジアにおける「市民社会」とその「建設」   
宇山
岩下
オイドフ バトバヤル
D3
モンゴルの独立とロシア・モンゴル関係(1911年~1921年)
岩下
ウルフ
大武由紀子
D3
ソ連期プロパガンダ・ポスターについて
望月
荒井
加藤美保子
D3
ロシアの安全保障とアジア太平洋の地域主義
岩下

立花優 D3 アゼルバイジャン現代政治
宇山 松里
井上岳彦 D3 帝政ロシアとカルムィク人 宇山 前田
武藤玲子 D3 モルドヴァ共和国における移行政治
松里
小野田悦子
D3
ロシアにおけるイエズス会の歴史
望月
松里
左近幸村
D3
帝政期のロシア極東
松里
ウルフ
金野雄五
D3
ロシア経済と対外経済関係の自由化
田畑 山村
麻田雅文
D2
中東鉄道による満洲経営:1896-1917年
ウルフ
岩下
封 安全 D2 日・中・露三国経済関係 田畑 荒井
高橋 沙奈美 D2 ロシア正教をめぐる記憶から見る、ポスト・ソヴィエト社会の国民統合問題
望月 松里
桜間 瑛
D1
ロシア連邦沿ヴォルガ地域における宗教=民族関係
宇山
松里
劉 旭
D1
北東アジアにおけるエネルギー協力
荒井 田畑
マルティン・ホシェク
D1
極東におけるチェコスロヴァキア軍団(1918-1920年)
ウルフ
宮澤 謹次 M2 ミハイル・バフチンのドストエフスキー研究 望月 宇山
竹村寧乃
M2
アゼルバイジャンの言語政策
前田
宇山
吉田真由美
M2
ロシアの学校における文学教育
望月
荒井
玉木修
M2
クロアチア・イリリア期における教育と学生
家田

牟田恭平
M2
近世ハンガリーにおける地方社会
家田

久岡加枝
M2
グルジア民俗音楽の変容
前田
宇山
望月康次
M2
ナゴールノ・カラバフ問題
前田
松里
ウセーロヴァ・カムシャト
M2
カザフスタンの農業・食料複合体における垂直的調整の発展プロセスの比較分析
山村
田畑
寺田厚
M2
チェコスロヴァキア共産党史研究

家田
秋月準也
M1
ブルガーコフの戯曲における音楽的要素の役割について
望月
宇山
柿崎規子
M1
コーカサスのイスラーム
宇山
松里
高橋慎明
M1
ドストエフスキーと19世紀ロシア文化
望月
ウルフ
森島康文
M1
極東ロシア経済とその日本との関係
田畑 荒井
イヴォナ・マレロヴァ
研究生
日露文学の関係論
望月

エンリク・マリク
研究生
日本の中央アジア外交
宇山

アレクサンドル・クラムスコイ
研究生
サハリン大陸棚開発と日本
荒井



図書室だより

◆北大図書館の組織変更◆

北海道大学では、1975 年の法学部を皮切りに、主として文科系部局の図書室の附属図書館 への業務統合を進めてきましたが、法人化後においては図書業務について全学的な業務統合 をおこない、全ての図書系職員を附属図書館の組織に一元化するという方針が打ち出され、 この4月より全学的に大幅な組織改変が実施されました。

これによって、これまで個別におこなわれていた各部局図書室の資料の収集、整理業務は、 附属図書館に移管されました。また各部局図書室の職員は、身分的には附属図書館の職員と いうことになります。

センター図書室は、すでに2004 年7月より附属図書館と業務統合を実施し、図書系職員の ポストを附属図書館に配置換えしており、当面の業務体制においては目だった変動はないも のの、全学的な図書館の業務体制が大きく変わったことは、プラス・マイナス含め、今後さ まざまな面で図書館の運営に影響することが予想されます。

[兎内]


ウェブサイト情報

2007年1月から3月までの3ヵ月間における、センターのホームページへのアクセス数(但し、 gif・jpg等の画像形式ファイル を除く)を統計しました。


全アクセス数
(1日平均)
うち、
邦語表紙
アクセス数
(1日平均)
うち、
英語表紙
アクセス数
(1日平均)
国内からの
アクセス数(%)
国外からの
アクセス数(%)
不明(%)
1月 354,844
(11,447)
13,471
(435)
3,202
(103)
107,942
(30%)
195,071
(55%)
51,831
(15%)
2月 304,985
(10,892)
12,962
(463)
2,827
(101)
78,338
(26%)
187,228
(61%)
39,419
(13%)
3月 343,362
(11,076)
13,401
(432)
2,853
(92)
75,768
(22%)
219,526
(64%)
48,068
(14%)
[山下]


編集室だより


◆スラブ・ユーラシア叢書第2巻『創像都市ペテルブルグ:歴史、科学、文化』の 刊行◆

スラブ・ユーラシア叢書の第2巻『創像都市ペテルブルグ:歴史、科学、文化』(望月哲男編・ 北海道大学出版会)が4月に発行されました。サンクト・ペテルブルグの300 年を政治・科学・ 文化の側面から性格づけ、近代ロシア史の特徴を描き出そうという試みで、内容は以下の通り。 ご一読いただければ幸いです。


目次

序 都市から世界へ:サンクト・ペテルブルグの歴史に よせて(望月哲男):18 世紀から現代までのサンクト・ペテ ルブルクの歴史を、さまざまな機能やイメージの連鎖として 概観する。

第1部 都市の成り立ち/学術の歴史

ピョートル一世とサンクト・ペテルブルグの誕生(栗生沢猛 夫):ピョートル一世がなぜ新首都をペテルブルグの地に建 設しようとしたのか。ペテルブルグ建設当時の様子を具体的 につたえながら、この疑問に迫る。

ライプニッツとロシア:ヨーロッパ史のなかのサンクト・ペ テルブルグ科学アカデミー創設(橋本伸也):ロシア初の学 術情報発信源たるサンクト・ペテルブルグ科学アカデミーの 創設を、同時代のヨーロッパ科学史や大学史の文脈に位置づ けるとともに、その創設に貢献した哲学者ライプニッツの発 言と活動を跡づける。

科学都市としてのサンクト・ペテルブルグ(梶雅範):サンクト・ ペテルブルグを舞台としたロシア近代科学史を4つの時期に 区分して、代表的な科学者のエピソードを絡めて紹介する。

革命の時代のペテルブルグ/ペトログラード(土屋好古):ペテルブルグは20 世紀初頭の3度の革命 の発火点となった。革命の前提となったペテルブルグの社会状況と第一次大戦の影響を概観したのち、 この都市空間と革命がどのように結びついていたのかを描く。

ペテルブルグの言語学:20 世紀言語学への貢献(三谷惠子):あまり知られていないペテルブルグの言 語学者たちの足跡をたどり、それを現代言語学史の中に位置づけることで、ペテルブルグに展開した 言語学の今日的意義を考える。

第2部 都市のイメージ/文芸の歴史

ペテルブルグのエネルギー:文学はそれをどう捉えてきたか(郡伸哉):サンクト・ペテルブルグが文 学の中でどう扱われてきたかを、創造と破壊の両義性を持つ「スチヒーヤ」の概念を媒介としてたどる。

ペテルブルグの芸術:美術都市と反コンセプチュアリズム(鈴木正美):ペテルブルグで展開した美術(特 に20 世紀のもの)をたどりながら、都市が美術に与える影響、そしてペテルブルグの文化において美 術がどのようなメッセージを発していたのかを考える。

ナルキッソスの水に映る街:劇場都市ペテルブルグ(楯岡求美):さまざまな神話や伝承を持ち、また 矛盾した形容をされるペテルブルグという都市を、テクストのように読み解く試み。

過去と現代:ペテルブルグ文学のレトリック(望月哲男):ソ連後の新しい文化状況のもとで、ペテル ブルグという文化空間の特異性を意識した文学テクストが再び生産されている。テーマや様式の継承 と変容といった問題意識から、現代のペテルブルグに関する文芸作品を概説する。

[望月]


◆スラヴ研究◆

『スラヴ研究』第54 号は、印刷所が年度末に忙しかったためか作業が遅れており、ご迷惑 をおかけしていますが、できるだけ早期の発行を目指しています。

次の第55 号(2008 年春刊行予定)の原稿締切は8月末です。この号から投稿の事前申し込 みは不要としますが、締切までに原稿を出していない人に投稿の意志を確認することもなく なりますので、ご注意ください。投稿規程等は5月の連休明けに改訂し、センターのホームペー ジに掲載します。投稿規程等のハードコピーが必要な方は大須賀までご連絡ください。

[宇山]



◆ACTA SLAVICA IAPONICA◆

センターの欧文学術雑誌 ACTA SLAVICA IAPONICA 24 (2007) が3月に発行されました。 表紙のレイアウトを一新しました。以下の論文等が掲載されています。また、次号Volume 25 の投稿が3月末に締め切られ、現在審査中です。

Articles
Anton Bebler
South-East European Federalism and Contemporary Bosnia and Herzegovina
Sergei Golunov
 Drug-Trafficking through Russia’s Post-Soviet Borders: Problems, Misperceptions, and Countermeasures
Matthew Lenoe
 Khrushchev Era Politics and the Investigation of the Kirov Murder, 1956-1957
Эльза-Баир Гучинова
 «Я – высланная, ты – без ноги». Депортация калмыков (1943-1956): гендерный взгляд
Yaroslav Shulatov
 Re-establishing Economic Relations between Russia and Japan after the Russo-Japanese War:
The 1907 Treaty of Commerce and Navigation
Mikhail Dolbilov
 Russifying Bureaucracy and the Politics of Jewish Education in the Russian Empire’s Northwest Region (1860s-1870s)
GOTO Masanori
Metamorphosis of Gods: A Historical Study on the Traditional Religion of the Chuvash
Елизабет Мачерет
О некоторых источниках «буддийской Москвы» Осипа Мандельштама
Александра Филимонова
Мифологизм и мистерия в символистском романе Андрея Белого («Крещеный китаец»)
Research Note
Tjeerd de Graaf and Bruno Naarden
Description of the Border Areas of Russia with Japan and Their Inhabitants in Witsen’s North and East Tartary
Sources
Михаил Мейлах
«Я начал как бы второй круг...» Разговор с Альфредом Шнитке
Discussion
Jonathan Bone, Mark Edele, Matthew Lenoe, Ron Suny
Roundtable: What Is a School? Is There a Fitzpatrick School of Soviet History?
BOOK REVIEW
IKEDA Yoshiro
Epic Revisionism: Russian History and Literature as Stalinist Propaganda.
Edited by Kevin M. F. Platt and David Brandenberger. Wisconsin: The University of Wisconsin Press, 2006. xvi+355 pp.
[ウルフ]



◆Slavic Eurasian Studies No. 12 Ислам от Каспия до Урала: макрорегиональный подход の刊行◆

SES シリーズ第12 巻Ислам от Каспия до Урала: макрорегиональный подход, ed. K. Matsuzato が刊行されました。掲載論文は以下の通りです。

Наиль МУХАРЯМОВ
Ислам в Поволжье: политизация несостоявшаяся или отложенная?
Рушан ГАЛЛЯМОВ
Исламское возрождение в волго уральском макрорегионе:
сравнительный анализ моделей Башкортостана и Татарстана
МАЦУЗАТО Кимитака
Дискурсы и поведение мусульманских деятелей волго-уральского региона.
Влияние региональных образов самовосприятия и стратегии областных администраций
Арбахан МАГОМЕДОВ
Ислам и политика на полумусульманском евразийском пограничье:
особен-ности локальной трансформации в астраханской и ульяновской областях
[編集部]



◆Slavic Eurasian Studies No. 13 Imperiology: From Empirical Knowledge to Discussing the Russian Empire の刊行◆

SES シリーズ第13 巻 Imperiology: From Empirical Knowledge to Discussing the Russian Empire, ed. K. Matsuzato が刊行されました。掲載論文は以下の通りです。

Alexey MILLER
The Value and the Limits of a Comparative Approach to the History of Contiguous Empires on the European Periphery
AKIBA Jun
Preliminaries to a Comparative History of the Russian and Ottoman Empires:
Perspectives from Ottoman Studies
Paul WERTH
Imperiology and Religion: Some Thoughts on a Research Agenda
NAGANAWA Norihiro
Islam and Empire Observed: Muslims in the Volga-Ural Region after the 1905 Revolution
Valentyna NADOLSKA
Volyn within the Russian Empire: Migratory Processes and Cultural Interaction
Leonid TAIMASOV
From “Kazan’s Newly Converted” to “Orthodox Inorodtsy”:
The Historical Stages of the Affirmation of Christianity in the Middle Volga Region
Mikhail DOLBILOV
Russian Nationalism and the Nineteenth-Century Policy of Russification in the Russian Empire’s Western Region
MATSUMURA Takeshi To What Extent Could the Empire Be Constructed? Objective Limitation on Agrarian Discourse in Nineteenth-century Russia:
the Baltic Provinces, the Russian Black Soil Region, and Right-Bank Ukraine
Leonid GORIZONTOV
In Search of Internal Balance:
Debate on Changes in the Territorial-Administrative Division of the Russian Empire in the 1830s and 1840s
Tiit ROSENBERG
From National Territorial Autonomy to Independence of Estonia:
The War and Revolution in the Baltic Region, 1914-1917
Igor LUKOIANOV
Russian Imperialism in the Far East at the Turn of the Twentieth Century:
The Collapse of S.Iu. Witte’s Program of Economic Expansion
Andrei GRINEV
Russian Politarism as the Main Reason for the Selling of Alaska
KAMINAGA Eisuke
Maritime History and Imperiology: Japan’s “Northern Fisheries” and the Priamur Governor-Generalship
[編集部]



◆Slavic Eurasian Studies No. 14 Empire, Islam, and Politics in Central Eurasia の刊行◆

SES シリーズ第14 巻、Uyama Tomohiko, ed., Empire, Islam, and Politics in Central Eurasia が刊行されました。これは2005 年度夏期シンポジウム「中央ユーラシアの地域的・超域的ダイ ナミズム:帝国、イスラーム、政治」に提出されたペーパーをもとにした論文集です。刊行 までに時間がかかってしまいましたが、レイアウトを工夫し索引もつけ、内容はもちろん体 裁のうえでも国際的に通用するものをめざしました。内容的には、ロシア帝国・革命期の歴 史をはじめ近現代中央ユーラシア研究の中でホットな話題に関する論文を集め、日本・欧米・ 現地の研究の到達点が窺えるものになっています。ハーヴァード大が運営する中央ユーラシ ア研究メーリングリストに案内を出したところ大きな反響を呼び、100 件を超す送付申し込 みがありました。

掲載論文は以下の通りです。センターのウェブサイト(http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/coe21/publish/no14_ses/contents.html) にも全文が掲載されています。

KOMATSU Hisao
Dār al-Islām under Russian Rule As Understood by Turkestani Muslim Intellectuals
UYAMA Tomohiko
A Particularist Empire: The Russian Policies of Christianization and Military Conscription in Central Asia
NAGANAWA Norihiro
Maktab or School? Introduction of Universal Primary Education among the Volga-Ural Muslims
Margaret DIKOVITSKAYA
Central Asia in Early Photographs: Russian Colonial Attitudes and Visual Culture
Adeeb KHALID
The Fascination of Revolution: Central Asian Intellectuals, 1917–1927
Mambet KOIGELDIEV
The Alash Movement and the Soviet Government: A Difference of Positions
Elza-Bair GUCHINOVA
Deportation of the Kalmyks (1943–1956): Stigmatized Ethnicity
HANYA Shiro
Nationalities Policy in the Brezhnev Era: The Case of Deported Nations
Ashirbek MUMINOV
Fundamentalist Challenges to Local Islamic Traditions in Soviet and Post-Soviet Central Asia
George SANIKIDZE
Islamic Resurgence in the Modern Caucasian Region: “Global” and “Local” Islam in the Pankisi Gorge
Dosym SATPAEV
An Analysis of the Internal Structure of Kazakhstan’s Political Elite and an Assessment of Political Risk Levels
Alexander MARKAROV
Regime Formation and Development in Armenia
Sergey GOLUNOV
Drug-Trafficking through the Russia-Kazakhstan Border: Challenge and Responses
OKA Natsuko
Transnationalism As a Threat to State Security? Case Studies on Uighurs and Uzbeks in Kazakhstan
[宇山]



◆Slavic Eurasian Studies No. 15 Regions in Central and Eastern Europe: Past and Present の刊行◆

SES シリーズ第15 巻Regions in Central and Eastern Europe: Past and Present, ed. T. Hayashi & H. Fukuda が刊行されました。掲載論文は以下の通りです。

HAYASHI Tadayuki
Masaryk’s “Zone of Small Nations” in His Discourse during World War I
Pertti JOENNIEMI
Regionalisation as Europe-Making: The Case of Europe’s North
Eiki BERG
Where East Meets the West? Baltic States in Search of New Identity
SHIMA Sonoko
Dimensions and Geopolitical Diversity of “the Baltic”: Then and Now
Alexander SERGUNIN
Kaliningrad: Changing Perceptions
Jiří VYKOUKAL
Territorial Contexts of the Polish Reflection of Russia
NUMANO Mitsuyoshi
Is There Such a Thing as Central (Eastern) European Literature?
An Attempt to Reconsider “Central European” Consciousness on the Basis of Contemporary Literature
KOYAMA Satoshi
The Polish-Lithuanian Commonwealth as a Political Space: Its Unity and Complexity
NAKAZAWA Tatsuya
Slovak Nation as a Corporate Body: The Process of the Conceptual Transformation
of a “Nation without History” into a Constitutional Subject during the Revolutions of 1848/49
Daniel VOJTĚCH
The “Change in the Spirit of the Times” and the Decline of the Old World: A Czech Point of View
Antonis LIAKOS
Historical Time and National Space in Modern Greece
SHINOHARA Taku
Historical Consciousness and Civil Ethics:
Debating the “Painful Past” and Reviving “Central Europe” among Dissident Circles in the 1980s
Jacek PURCHLA
Małopolska or Galicia: Cracow’s Dilemmas in Central Europe
YOSHIOKA Jun
Imagining Their Lands as Ours: Place Name Changes on Ex-German Territories in Poland after World War II
MITANI Keiko
Balkan as a Sign: Usage of the Word Balkan in Language and Discourse of the ex-Yugoslav People
Dzemal SOKOLOVIC
Politics and Society in the Modern Era in the Balkans: Global and Regional Context
[編集部]




◆21世紀COE研究報告集18号の刊行◆

21 世紀COE 研究報告集No. 18 Историографический диалог вокруг непризнанных государств: Приднестровые, Нагорный Карабах, Армения, Южная Осетия Грузия が刊行されました。掲載論文は以下の通りです。

Николай БАБИЛУНГА
Приднестровская Молдавская Республика: признанная историография непризнанного государства
Ваграм БАЛАЯН
Историография Арцаха (Нагорно-Карабахская республика)
YOSHIMURA Takayuki
Some Arguments on the Nagorno-Karabagh History
Коста ДЗУГАЕВ
Республика Южная Осетия: история и современность
Темо ДЖОДЖУА
 Историография Цхинвальского региона (Южная Осетия)
[編集部]




◆21世紀COE研究報告集19号の刊行◆

21 世紀COE 研究報告集No. 19『テクストと身体』 が刊行されました。掲載論文は以下の通りです。

NORIMATSU Kyohei
Literature Against Visual Media: Discourses on the Visuality of N. Gogol’s Language
平松潤 奈
スターリン主義のテクストと身体
安達大 輔
身体と読解可能性:カラムジン/オドエフスキイの読者共同体
岩本和 久
フロイトとパヴロフ、あるいは言語と身体:ゾーシチェンコ『日の出前』をめぐって
齋藤陽 一
日本における『三人姉妹』の上演をめぐって
井上徹
ドヴジェンコ無声映画における身体:『大地』を中心に
畠山宗 明
「動くもの」の世界:セルゲイ・エイゼンシュテインの理論と映画
鈴木正 美
音楽的身体とパフォーマンス
[編集部]



◆21世紀COE研究報告集20号の刊行◆

 21 世紀COE 研究報告集No. 20『プラトンとロシアⅡ』 が刊行されました。掲載論文は以下の通りです。

坂庭淳 史 プラトンと愛智会、シェリング:ヴェネヴィーチノフの詩人像を中心に
下里俊 行 19 世紀30-50 年代ロシアのプラトン解釈の諸相:神学的・美学的・社会学的・哲学的読解の交錯
根村亮 二つの『プロタゴラス』論について:В . ソロヴィヨフとС . トゥルベツコーイ
北見諭 持続とイデア:ロースキーの形而上学におけるベルクソンとプラトン
大須賀 史和 ローセフとプラトン主義(2):A. ローセフ『神話の弁証法』(1930 年)における宗教哲学
[編集部]

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