スラブ研究センターニュース 季刊 2010 年夏号 No.122 index

望月・宇山両研究員が受賞


宇山智彦研究員の受賞 

センターの宇山智彦教授が、2010 年度(第25 回) 大同生命地域研究奨励賞を受賞しました。

宇山智彦研究員の受賞

大同生命地域研究賞は、国際的相互理解を考える 上で最も基礎的な部分を担う「地球的規模における 地域研究」に貢献した研究者を顕彰するために、財 団法人大同生命国際文化基金が創設したものです。 3 つの部門のうち奨励賞は、地域研究の分野におい て新しい展開を試みた研究者2 名に贈られます。

宇山氏の受賞は、「日本における現代中央アジア 地域研究の発展に対する貢献」によるもので、授 賞理由は以下の通りです。

「あなたは、わが国における本格的な中央アジア地域研究のパイオニアとして、中央アジア地域研 究の確立、発展に多大の貢献をしてこられました。とりわけ、現地で収集された膨大な現地語資料 を用いた研究は、海外でも高く評価され、わが国の中央アジア研究の質の高さを国際的に広く発信 してきました。

国際的研究大会での学術報告、諸外国語で執筆された論文発表を精力的におこなうのみならず、 中央アジアに関する一般向けの書籍の出版にも積極的で、日本社会の中央アジア理解を深めること に大きな貢献をされました。

[編集部]

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