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高橋沙奈美助教が地域研究コンソーシアム賞登竜賞を受賞

 スラブ・ユーラシア研究センターの高橋沙奈美助教が第8回(2018年度)地域研究コンソーシアム賞(JCAS賞)登竜賞を受賞しました。地域や国境、そして学問領域などの既存の枠を越える研究成果を対象とするJCAS賞のうち、登竜賞は研究経歴の比較的短い方を対象とし、作品の完成度に加えて斬新な指向性や豊かなアイディアを重視して評価されます。受賞対象となった著書『ソヴィエト・ロシアの聖なる景観――社会主義体制下の宗教文化財、ツーリズム、ナショナリズム』(北海道大学出版会、2018年)は、ソ連地域研究のみならず、近代社会における宗教の変容や、社会主義体制下の公共性を論じるグローバルな比較研究にも重要な貢献をなしうる、発展的な論点が豊富にあるものとして登竜賞に相応しいと評価されました。11月2日に大阪大学で開かれたJCAS年次集会内での授賞式の前後にも多くの研究者から声をかけられていた高橋助教、今後の益々のご活躍が期待されます。

 【安達】 
審査結果および講評・受賞者紹介・受賞者からの一言はこちら  

 

 

 

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