CONTENTS

公開講座

平成27年度 公開講座 受付終了しました。


公開講座

センターでは1986年以降、札幌市教育委員会との共催で、 札幌地域の社会人を対象にした公開講座を毎年1回、初夏に開催しています。
今年度は以下により実施致します。



平成27年度 公開講座 「動乱のユーラシア: 燃え上がる紛争、揺れ動く政治経済」

期間 2015(平成27)年5月11日~6月1日
(毎週 月曜日・金曜日 午後6時00分~午後8時00分)
主催 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
後援 札幌市教育委員会 地域研究コンソーシアム
※ 道民カレッジの連携講座です。5回以上の出席で教養コース14単位取得できます。
1.開講にあたって
 2014年から15年初めにかけて、ユーラシアのさまざまな地域で、紛争や危機的な事件が起こりました。ウクライナでは、ロシアによるクリミア占領問題も、ロシアの関与のもとで続く東ウクライナの戦争状態も解決の見通しが立たず、欧米による制裁と石油価格の低下はロシア経済にも打撃を与えています。ロシアとEU諸国の対立は、EUそのものの危機や、2000年代にEUに加盟した中東欧(東ヨーロッパ)諸国の複雑な立場とも連動しています。中東ではパレスチナ問題が継続しているうえ、「イスラーム国」(IS)を自称する過激派の活動が、欧米や旧ソ連諸国、そして日本にも波紋を広げています。成長著しい中国でも、香港反政府デモに見られるように、政治・経済両面で不安定要因を抱え、先行きは不透明です。この講座では、旧ソ連・東欧、中東、中国の各地で起きている紛争や政治経済変動の背景と影響を、地域に密着し、なおかつ広い視野で研究している専門家たちが解説します。
2.開講日程

 

第1回 5月11日(月) ガザ戦争後のパレスチナ:長引く紛争に翻弄される人々

東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所
准教授  錦 田 愛 子

第2回 5月15日(金) 中国経済とどうつきあうか:アジアの繁栄をともに維持するために

学習院大学経済学部
教  授  渡 邉 真 理 子

第3回 5月18日(月) 「ムハージルーン(移住者)」を通して見るコーカサスのイスラーム復興

北海道大学 大学院文学研究科
専門研究員  立 花 優

第4回 5月22日(金) イスラーム国の脅威と国際社会 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター
副センター長  保 坂 修 司
第5回 5月25日(月) 東と西の狭間で:揺れ動く中東欧

北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター
教 授  仙 石 学

第6回 5月29日(金) ウクライナ紛争とロシア経済

ロシアNIS貿易会 ロシアNIS経済研究所
調査部長  服 部 倫 卓

第7回 6月 1日(月) ウクライナ危機と「イスラーム国」の波紋が重なる中央アジア

北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター
教  授  宇 山 智 彦

※ 都合により、日程等の一部を変更することがあります。
3.実施会場
   北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 W203室(札幌市北区北10条西7丁目) * 案内地図
4.受講資格
特にありません。
5. 定員
80 名
6. 申込要領

1) 申込期間:4月6日(月)~5月1日(金) [土・日・祝日を除く]
2) 申込先:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター2階事務室   * 案内地図
〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目
Tel 011-706-2388 Fax 011-706-4952
Email:jimu@slav.hokudai.ac.jp
3) 申込手続:受講申込書(ダウンロード)に必要事項を明記の上、指定の振込用紙にて受講料をお振り込み後、 受付証明書(E票)を貼り付け、上記申込先宛にご郵送、又はご持参下さい。 (※振込用紙の入手にあたっては、お申し込み先までご連絡ください。)

7.受講者証
受講者証は当日受付にてお受取りください。
8.受 講 料

1) 金額 4,500円(全7回分)

  • 1回のみ受講 : 1,500円
  • 2回まで受講 : 3,000円
  • 3回以上受講 : 4,500円
  • ※特定の講義のみの受講も可能
2) 納付方法 
 5月1日(金)までに指定の振込用紙をご利用の上、銀行又は郵便局よりお振込み願います。なお、納入した受講料はお返しできませんので、ご了承願います。
※当日、会場での現金納付は、受け付けておりません。
9.そ の 他
1)駐車場がありませんので、公共の交通機関をご利用願います。
2)都合により、日程などの一部は変更になる場合があります
3)本講座で得られた個人情報については、本学の行事等の案内以外には利用しません。
 

ページの先頭へ