スラブ研究 No.46 Copyright (C) 1999 by Slavic Research Center ,Hokkaido University.
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18世紀初頭におけるツァーリとエリート
-元老院の地位と活動を手がかりとして-

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田 中 良 英

1.ピョートル1世時代における元老院の地位

(1)沿革
(2)元老院議員の変遷
(3)ツァーリと人事権

2.シャフィーロフ事件の審理過程

(1)シャフィーロフの経歴
(2)事件の経緯とツァーリによる審理の指示
(3)最高法廷による判決文の内容
(4)ツァーリによる決裁と刑の執行

3.ガガーリン事件の審理過程

(1)事件の経緯とツァーリによる審理の指示
(2)元老院による判決文の内容
(3)ツァーリによる決裁と刑の執行
(4)マカーロフについての「投げ文」の処理

4.ツァーリに対する官僚の依存

結語

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