概要
ご挨拶
「共同利用・共同研究拠点」
共創プラットフォームについて
スラブ・ユーラシア研究センターは、スラブ・ユーラシア(旧ソ連・東欧)地域を総合的に研究する国内外の研究者のための、日本で唯一の共同利用・共同研究拠点です。共同利用・共同研究拠点とは、個々の大学の枠を越えて研究設備や資料・データ等を全国の研究者が共同で利用し、共同研究を行うために貢献する組織のことです。スラブ・ユーラシア研究センターは、当該地域に関わる研究を目指すすべての研究者に開かれています。
センターは第1に、様々な社会的課題を見据えた人文・社会系の学術知の創造にむけて研究コミュニティとの協働で問題群を発見し、答えを探るためのプラットフォームを提供します。人間や社会に関する課題に対する答えは決して一つではなく、また取り組むべき問いそのものも端緒においては必ずしも明らかでありません。いわば人文・社会系の学術知とは研究コミュニティ間の絶えざる対話の積み重ねによって得られるものともいえます。

センターはこのプロセスとしての共創(co-creating)を重視し、多様な公募事業を提案することでこれを後押しします。
第2に、科学技術イノベーションにより、大きな変革の時代を迎えた現在、経済・社会的な課題への対応を図るには、研究コミュニティのみならず、多様なステークホルダー間の対話と協働が不可欠です。このため科学技術と社会を切り結ぶべく、研究者、国民、メディア、産業界、政策形成者などのステークホルダーとの「共創」を推進することも喫緊の課題といえます。センターではスラブ・ユーラシア地域の経済・社会的な課題への対応を図るべく、実社会のための共創(co-working)研究セミナーを新設することにしました。
さらにセンターでは我が国の第6期科学技術基本計画に向けた重要課題に鑑み、「基幹的機能」としての研究基盤の整備と共用を重視しています。拠点に中長期滞在し、そのリソースを集中的に利用できる研究員制度、拠点のもつリソースをもとにニーズにかなった研究を展開できるプロジェクト制度、拠点を足場に研究成果を議論し、公に発信するセミナー・シンポジウム制度を整備し、みなさまからのご提案をお待ちしております。どうぞふるって当センターの「共同利用・共同研究拠点」の公募事業をご利用ください。
共創プラットフォームの主な制度・事業

スラブ・ユーラシア研究センター図書室
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開室時間
※スラブ・ユーラシア研究センター図書室の、開室カレンダーをご確認ください。
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利用資格
北海道大学の教職員・学生、その他利用希望の資料のある方はどなたでもご利用できます。
利用手続
利用に際して、図書館利用証(北海道大学在職・在籍の方)や所属機関の紹介状(北海道大学以外の教育機関に所属の方・一般の方)などは特に必要ありません。来室時に、カウンター備え付けの「利用者名簿」に名前を記帳してください。
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お問い合わせ
TEL:011-706-3310
FAX:011-706-4952
E-mail: usagi[アットマーク(記号に置き換えてください)]slav.hokudai.ac.jp

施設・設備案内
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大会議室
・60名前後収容可能
・プロジェクター、音響設備 -
小会議室
・25席前後収容可能
・プロジェクター -
情報機器室
コピー機、シュレッダー