
若手研究者の育成
境界研究(ボーダー・スタディーズ)を志す若手研究者を育成するため、
JIBSN、北大GCOE「境界研究の拠点形成」と協力して、実務面および国際標準の強化をサポートしています。
境界研究リサーチ・インターンシップ
境界地域の研究と実務を結ぶ事業の一環として、境界研究を志す若手研
究者(大学院博士後期課程及びポスドク)が、日本の境界地域でそれぞれの境界問題に関わる実務について現地で活動し、その成果を世界に発信するリサーチ・インターンシップ制度(有給)を推進しています。2013年4月から与那国町役場に一名が派遣され、与那国・台湾間の交流資料の整理・博物館展示の準備作業に従事しました。根室市においても1名が2013年7月から根室市役所に派遣され、臨時職員としてリサーチ・インターンシップ活動に従事しました。
サマースクール
国際的に通用する若手研究者を育成し、海外の若手研究者を境界研究
に巻き込むことを目的に、内外の若手研究者を集めた集中講座を毎夏、北大札幌キャンパスにおいて実施しています。講義はすべて英語で行われ、国内若手研究員の国際発信力を強化する場ともなっています。
2013年度サマースクールの講義プログラムはこちら
博物館展示
境界研究(ボーダー・スタディーズ)の成果を発信し、内外の境界問題を体感する場として、北大総合博物館に境界展示コーナーを設けています。来館者の皆様とともに、境界地域の生活ぶり、歴史を追体験し、地域の未来を考える展示を目指しています。
11月10日より、特別展示を北大総合博物館3階企画展示室で開催中です。これまでの数々の境界研究のセミナー・シンポ関連ポスター、過去の主要な境界研究の展示、関連する文献、DVD上映モニターなどが展示されています。期間中、どなたでも無料で観覧いただけます。
展示に関連した市民セミナーの日程はこちら
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