寄附の案内

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「境界研究奨励寄附金」へのご協力について

 本ユニットは、境界研究(ボーダースタディーズ)に関する教育研究の進展に寄与することを目的として、2013年4月に設立されました。現在、文部科学 省グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」及び境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)と連携しつつ、境界研究にかかわる共同研究を中心とした活動を行っています。
 とくにJIBSNとの連携は本ユニットの活動の主軸をなしており、与那国町の対台湾交流事業への人材派遣(嘱託専門員)、根室市北方領土問題対策課へのリサーチ・インターンの導入、対馬市の上対馬(比田勝)国境の街づくりプロジェクトなど、キャリアパス及び実務との協力による社会貢献など様々な事業を展開しています。また根室、対馬、与那国、小笠原母島にエトピリカ文庫を創設し、境界問題に関わる資料や情報を現地の方々と共有する試みも行っています。
 他方で、本ユニットには学内での運営費等の予算措置がなされておらず、また、グローバルCOEプログラムも2014年3月をもって事業を終了するため、本ユニットは事業費の捻出に苦慮しております。
 つきましては、日本の境界地域に対する関心を有する方々、日本の学界において境界研究(ボーダースタディーズ)の確立をご支援くださる方々に、北海道大学フロンティア基金を通じた「境界研究奨励寄附金」のご協力をお願いすることにしました。
 本ユニットとしても、現下の厳しい社会、経済状況に鑑みますと多くの逡巡を覚えますが、本趣旨にご賛同いただける個人または法人の皆様におかれましては、上記事情ご賢察の上、暖かいご支援、ご援助を賜りますれば、誠に幸甚でございます。

原則として一口1万円からお願いしております。

2013年4月  北海道大学 スラブ研究センター・境界研究ユニット代表
岩下明裕(スラブ研究センター教授・JIBSN副代表)


 皆様からいただいた寄附金は、ユニットの事業推進費として資料室の充実、教育や研究会開催及びJIBSNとの連携活動、エトピリカ文庫の蔵書構築など に有効に活用させていただきます。

寄附金には税制上の優遇措置が講じられております。
•個人の場合:寄附金控除の取り扱いができます。(所得税法第78条)
•法人の場合:全額「損金」に算入できます。(法人税法第37条)

趣旨にご賛同のうえご支援いただける方は、所定の申込書にご記入のうえ、下記連絡先まで郵送又はファクスにてお送りください。折り返し、北大フロン ティア基金の寄附申込書をお送りさせていただきます。

北海道大学におけるフロンティア基金の取り扱いについては本学ホームページにてご覧いただけます。

その他、境界研究に対する寄附金に関するお問い合わせにつきましては下記連絡先までお願いいたします。

<連絡先>
北海道大学 スラブ研究センター・境界研究ユニット(UBRJ)境界研究奨励寄附金担当
〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目 北海道大学スラブ研究センター内 境界研究ユニット事務局
TEL: 011-706-2382 FAX:011-706-4952
E-mail: info@borderstudies.jp

*ご支援のためにご提供頂いた個人情報は、本人の同意がなく第三者に開示・提供することはありません。目的以外に利用すること も一切ありません。

エトピリカ文庫への寄附のお願い

 エトピリカ文庫とは、第6回大佛次郎論壇賞 岩下明裕著 『北方領土問題:4でも0でも2でもなく』(中公新書)の 副賞をもとにして、境界問題の啓発に資するため2007年に北海道立北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」に設置された文庫です。現在、根室のみならず、対馬、与那国、小笠原母島に設置され、住民の皆様に活用されています。
今後の蔵書拡充と日本各地の境界地域にエトピリカ文庫を設置するため、境界国境に関心をもつ市民のみなさんのご寄付の協力をお願いしております。

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・ふるさと納税を通じた寄付

対馬市

与那国

・北大フロンティア基金を 通じた支援

 根室市、小笠原村母島のエトピリカ文庫に関しては、境界研究ユニットが北大フロンティア基金を活用して文庫の蔵書支援を行っていきますので、フロンティア基金への寄附をお願いします。またフロンティア基金を通じた対馬市及び与那国町の文庫への支援も可能ですので、事務局までご相談ください。