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若手研究者の育成

境界研究(ボーダー・スタディーズ)を志す若手研究者を育成するため、 JIBSN、北大各部局と協力して、実務面および国際標準の強化をサポートしています。

境界研究リサーチ・インターンシップ/専門員

 境界地域の研究と実務を結ぶ事業の一環として、境界研究を志す若手研究者(大学院博士後期課程及びポスドク)が、日本の境界地域でそれぞれの境界問題に関わる実務について現地で活動し、その成果を世界に発信するリサーチ・インターンシップ/専門員制度を推進しています。本事業は境界地域研究ネットワーク JAPANJIBSN)との連携の下で実施されてきました。

 20134月から与那国町役場に一名(舛田佳弘氏)が派遣され、専門嘱託員(有給)として与那国・台湾間の交流資料の整理・博物館展示の準備作業に従事しました。2014年度も同様の事業が実施されています。根室市においても一名(ファベネック・ヤン氏)が20137から根室市役所に派遣され、リサーチ・インターンシップ活動に従事しました。2014年度も昨年度に引き続き、ヤン氏が根室市役所に専門調査員(無給) として派遣されました。

 派遣の様態は境界自治体の実情に応じて異なりますが、若手研究者が国境地域の実務を学び、 現地に貢献するという目的は同じものです。新たな募集があり次第、HPに記載します。

  • 2013年度、与那国町役場への舛田氏の派遣についてはこちら
  • 2013年度、根室市役所へのヤン氏の派遣についてはこちら

サマースクール

 国際的に通用する若手研究者を育成し、海外の若手研究者を境界研究に巻き込むことを目的に、内外の若手研究者を集めた集中講座を毎夏、北大札幌キャンパスにおいて実施しています。講義はすべて英語で行われ、国内若手研究員の国際発信力を強化する場ともなっています。
2016年度から、ボーダー・スタディーズ・サマースクール(本学国際本部主催の北海道サマーインスティテュートの枠内で実施)として実施されています(詳細はこちらから)

今年度のプログラムはこちら

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博物館展示

境界研究(ボーダー・スタディーズ)の成果を発信し、内外の境界問題を体感する場として、北大総合博物館に境界展示コーナーを設けています。来館者の皆様とともに、境界地域の生活ぶり、歴史を追体験し、地域の未来を考える展示を目指しています。

北海道大学総合博物館は、耐震工事のため臨時休館しておりましたが、2016年7月26日にリニューアル・オープンいたしました!UBRJの境界研究展示ブースもリニューアルされ、現在、「国境観光」展示を展開中です。 詳細はこちら


 2014年3月で終了したグローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」では、全10期にわたり境界研究に関する展示を北海道大学総合博物館で行い、関連する市民向けセミナーを実施してまいりました。GCOEプロジェクト終了後は、UBRJが主体となり、研究や社会連携事業の成果についての展示を公開しております。ぜひ足をお運びください。

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北海道大学総合博物館およびSRC・UBRJ展示ブース(旧GCOE展示ブース)はこちらになります。
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