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T 大学院教育の特徴

 スラブ・ユーラシア研究センターの研究部スタッフは、スラブ・ユーラシア地域研究の専門家、研究者の養成を目的として、2000年度から大学院教育に参加しています。 組織形態としてはセンターの研究部スタッフ全員が北海道大学大学院文学研究科の協力講座を構成し、 歴史地域文化学専攻・スラブ社会文化論専修という単位で大学院教育を行っています。
 こんにちの複雑化する国際社会を理解するには、政治学、経済学、歴史学、文学といった個別のディシプリン(専門的学問分野)だけでは対応できず、 各ディシプリンの方法を取り込みつつもその枠を超えていく学際的な「地域研究」が必要であることが、痛感されるようになっています。 地域研究を掲げる日本の大学院の多くは世界のさまざまな地域を研究対象としており、それぞれの地域については少数の専門家しかいないのが実状ですが、この専修は、スラブ・ユーラシア という地域に対象を絞って、この地域に関する多様な専門家に教育を受けられる、ユニークなコースとして発足したものです。 なお、ここでいう「スラブ・ユーラシア地域」は、ほぼ旧ソ連・東欧に相当し、ハンガリーや中央アジアなどの非スラブ地域を研究することもできます。
 この専修コースは文学研究科という枠の中にありますが、これまで法学部や経済学部などで社会科学を中心に勉強してきた学生の進学も大いに歓迎します。 学際的な教育と研究を掲げる専修コースですので、そのような学生にも人文学的な関心を持ってもらうことは必要ですが、同時に法学研究科、経済学研究科での授業 に参加して、そこでディシプリンについての知識をさらに磨くことも可能です(他研究科で取得した単位も、一定範囲で文学研究科での修得単位に算入できます)。
 地域研究では、研究対象地域の言語の習得は不可欠です。 北海道大学では、ロシア語以外にポーランド語、チェコ語、ハンガリー語などを外国語教育センターや文学部・文学研究科で学ぶ可能性があります。 スラブ社会文化論専修コースに進んだ学生は、留学や現地での語学研修なども含めて、研究上必要な語学の積極的な修得が求められます。
 スラブ・ユーラシア研究にかかわる多くの学会・研究会が東京を拠点としているので、それらの学会、研究会での交流という点では北海道という場所は不利に見えるかもしれません。 しかし、スラブ・ユーラシア研究センターは、わが国唯一のスラブ・ユーラシア研究における拠点研究機関であり、また国際的なレベルでの研究交流、共同研究の場でもあります。 センターでは毎年、夏と冬に国際シンポジウムが開催され、またさまざまな研究会が随時開かれています。 これらの研究会は大学院生にも開かれているので、そうした機会を通して、内外の第一線の研究に触れることができますし、 それらのシンポジウムや研究会に参加する内外の多くの研究者たちと交流を持つこともできます。 その研究者の中には鈴川・中村基金によって招聘される大学院生も含まれます。毎年、数名の外国人研究員や日本人の客員研究員がセンターでの滞在研究を行っていますが、 それらの研究者から直接・間接の指導を受けることも可能です。 このような点を考慮に入れるなら、スラブ・ユーラシア研究センターに併設されている当大学院コースは、他では得られない多様な研究・交流の機会に恵まれた場所というべきでしょう。
 なお、スラブ社会文化論専修の院生を対象とした学会報告・海外調査・国内調査の助成制度も実施しています。

U 学位

 この専修コースに入学した学生は、専修コースを担当する教員(つまりスラブ・ユーラシア研究センター研究部スタッフ)の指導の下で、 それぞれが設定した研究テーマについて修士論文もしくは博士論文の執筆を目指すことになります。 所定のコースを修了し、学位論文審査に合格すると、修士課程では修士(学術)が、博士後期課程では博士(学術)が授与されます。

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