Eurasia Unit for Border Research (Japan)

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2018年4月23日

ザ・ボーダーツーリズム:小林邦弘画伯の絵画展示始まる

 2018年4月24日より、北大総合博物館2Fの本ユニット「国境観光」展示コーナーで、根室在住の小林邦弘画伯の絵が公開されます。小林画伯はソ連のゴルバチョフ時代から根室の地で北方領土問題をウォッチされ続けるとともに、現地ロシア人との交流事業にも長年関わってこられました。また近年は対馬、小笠原、竹富などのボーダーツーリズムにも積極的に参加され、国境地域の現場の絵を描き続けておられます。小林画伯の絵は、国境観光の日本で初めての書籍とも言える『ボーダーツーリズム:観光で地域を創る』(北海道大学出版会)の表紙にもなりました。このたび書籍の出版を記念して、画伯から寄贈いただい描きおろしの絵を、画伯のこれまでの活動の歩みとともに博物館で展示しています。ボーダーツーリズムに関心をお持ちのみなさま、どうぞ一度、足をお運びください。

(岩下明裕)